活動内容発信コンテンツ

誰にでも輝くチャンスがあるスポーツ アメフトの魅力を語る鈴木満冴貴主将

 学生広報スタッフライトは先日、アメリカンフットボール部主将の鈴木満冴貴選手に単独インタビューを実施しました。

 高校時代までサッカーに打ち込んでいた鈴木選手。サッカーとアメフトの違いを「個」という言葉で表現しました。サッカーは全員に同じような能力が求められるのに対し、アメフトはポジションごとに求められるスキルや体格がまったく異なります。足が速い、力が強いなど、一つでも突出した能力があれば活躍できる点がアメフトの魅力であり、言い換えれば「誰にでも輝くチャンスがあるスポーツだ」と語ります。元々、競技者が互いに物理的な接触を伴うコンタクトスポーツに興味を持っていた鈴木選手は「チャンスがあるならやってみたい」という思いでアメフト人生を歩み始めました。アメフトはコンタクトスポーツであるため感情が乗りやすく、試合中に気持ちを前面に出してプレーできるところが魅力であり、勝利の喜びも格別であると話します。今後の目標について尋ねると、「日々練習に励み勝負を勝ち切る」ことだと力強いまなざしで答えました。目標実現のため、主将として日々全員が1プレーごとに100%の力で挑めているか、集中して臨んでいるかを気にかけながら練習に励んでいるそうです。

 競技生活に全力で取り組む鈴木選手のプライベートについても、いくつか質問をしました。

 好きな食べ物はマグロの赤身。好きな場所はサウナ。一見すると、私たちと同じ大学生のプライベートに似ていると思われましたが、実はすべてが「筋肉」を中心とした生活なのです。

 マグロの赤身を好む理由は、タンパク質が豊富で筋肉づくりに欠かせないから。普段から食事に気を配り、できるだけタンパク質を多く摂取することを心掛けているといいます。中京大学の学生食堂をよく利用し、ラーメンのような脂質の多い食事は特別な日にしか口にしないという徹底ぶりです。

 オフの日の過ごし方を尋ねると「筋トレ」と即答。アメフト部の練習でも筋トレメニューはありますが、それでも自主的に筋トレに取り組むといいます。ベンチプレスの最高記録は175kg。現在は200kgを目標に掲げているそうです(ちなみに成人男性の平均は約45kgであり、その約4倍に相当します)。生まれ変わったら「筋肉そのものになりたい」という鈴木選手。まさに筋肉を愛し筋肉に愛された選手です。「生まれ変わっても、アメフトと筋トレに取り組んでいると思います」と笑顔を見せました。

 鈴木選手の今後の活躍にご期待ください。

企画・制作 学生広報スタッフ「ライト」

  • 文:石井莉子(文学部4年)
  • 取材:伊藤光汰(現代社会学部2年)
  •    桑原一貴(経済学部4年)