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経済学部/水野翔永さん STAPS優秀賞、愛知県賞を受賞

第6期STAPSが3月16日、STATION Aiで開催され、水野翔永さん(経済学部1年)がSTAPS優秀賞と愛知県賞をダブル受賞しました。
水野翔永さん(写真中央)
STAPSは 愛知県が主催し、STATION Aiが運営する学生起業家育成プログラム。1.5か月で、アイデア創出・事業開発・仮説検証まで行います。最終日にピッチコンテストが行われ、1.5か月で創り上げたビジネスアイデアを発表します。
"起業家"と聞くと少しばかりハードルの高さを感じます。アイデア創出からビジネスモデルの構築や事業開発といった実務だけでなく、それらのノウハウまで期間の間に講義としてインプットする機会があることから、まさに起業に挑戦しやすい形で体系的に学べるプログラムとなっています。
水野さんは父親の姿に憧れて起業を志すようになったそうで、大学入学時の挫折を経て、改めて新規事業の考案やビジネスモデルを考案するようになりました。昨年の秋ごろから起業サークルに加入し積極的に外部のコンテストにも参加しています。
ピッチを行う水野さん
水野さん自身が「企業が出す奨学金」を探す中で感じた課題をもとに、企業も学生も使いやすい企業奨学金プラットフォームを開発。1.5か月という短い時間で事業開発を進めるにあたり、「事業の軸を定めることに苦労しました」と話しました。結果は、STAPS優秀賞と愛知県賞を受賞。副賞にSTATION Aiへの半年間の入居権(オフィスの利用権)とさらなる事業展開のためのシンガポール研修を獲得しました。
当初はSTATION Ai(最優秀賞)以外狙っていなかったそうで、「終わった直後はとても悔しかったけれど、しばらくして実際にいろんな人と話したりしてみると(自分は)頑張れていたのだなと思えるようになりました」と振り返りました。
今後はプロダクトの2年以内のリリースを目指して進めていくそうで、スピード感を忘れずに取り組んできたいと語りました。
水野さんのコメント
"なんとなくのままでいいから動いてみる"というのが意外と正解だったりすると思います。それは学生にしかできないことです。大学生の時間は、自分の「好き」を活かして世界を変えることができる最後のチャンスです。僕がロールモデルになるので一緒に頑張りましょう!!
チャレンジすることは時に大きな勇気も必要ですが、身の回りのちょっとした変化もまたチャレンジであり自分の成長です。その積み重ねが一歩を踏み出す力になっていくのですね!
中京大学の卒業生には起業された先輩がいらっしゃいますが、在学中での起業はまだまだ前例の少ないケースです。こうして頑張る学生にスポットが当たり、他の学生への着火剤になればと考えます。限りある時間の中で自分の「好き」と向き合い、精一杯チャレンジする学生を私たち「ライト」も応援しています。
企画・制作 学生広報スタッフ「ライト」
- 文: 岡田美虹(スポーツ科学部2年)
- 写真: 起業サークル提供
※学年は取材当時