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後輩からみた!川端魁人選手の素顔

中京大学陸上競技部のコーチをしながら現役選手として東京オリンピックやパリオリンピックなど、多くの舞台で活躍している川端魁人選手(中京大学スポーツ振興部職員)。その挑戦やこれまでの歩みについて、学生広報スタッフ「ライト」が取材しました。

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●陸上を始めた原点

―陸上を始めたきっかけを教えてください。

川端選手:小学校6年間のマラソン大会でずっと一位を取っていて、走ることが得意だと気付いたのがきっかけで、中一から本格的に始めました。

―その中でも400メートルや1600メートルリレーを選んだ理由を教えてください。

川端選手:最初は長距離選手だったが、レースを重ねていき400メートルで一番結果が出たからです。

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●試合について

―印象に残っているレースを教えてください。

川端選手:パリオリンピックです。調子が良くなかったことや、二回目のオリンピックということで自分の立ち位置や役割が分かっていた中で自分が思っていたパフォーマンスが出来なかったです。

―好印象なレースはありますか。

川端選手:2021年の日本陸上競技選手権大会です。初出場・初優勝だったので、夢に見た大会になりました。

―試合前のルーティンはありますか。

川端選手:ルーティンは特に無いが、長期間家を空ける際は必ず部屋を綺麗にするようにしています。理由としては、力を出し切って他の人と帰ってきても恥ずかしくないようにするためです。やっぱり部屋が綺麗だと心も落ち着きます。

―勝負飯はありますか。

川端選手:試合前に必ず決まって食べる勝負飯はないです。ただ、代わりに毎朝ご飯150グラムに焼いた鮭と生卵、冷凍のほうれん草、オクラを入れた特製の「シャケ丼」を食べるようにしています。

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●今後の目標

―今後の目標を教えてください。

川端選手:2026年開催の第20回アジア競技大会で優勝することと、400メートルで44秒台を出すことです。

―大学生に伝えたいことを教えてください。

川端選手:チャレンジする時間が沢山あると思うので、自分の将来ややりたいことをみつけ、それに向かって少しずつチャレンジしていってほしいです。

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ほかにも川端選手は、課された練習メニューや自分で決めたことは絶対にやめない「真面目さ」、練習や就寝時間などのルーティンをずらさない「習慣力の高さ」が自身の強みであると話しました。

今後の目標や展望に向かって進化し続ける川端選手に今後も注目していきたいです。



取材 学生広報スタッフ「ライト」

  • インタビュー:村瀬瑞季(国際学部2年生)、吉原采紀(心理学部1年生)
  • 文:岩田理沙(総合政策学部2年生)、髙橋陽色(文学部2年生)
  • 写真:大石和佳奈(経営学部3年生)