運転支援車や自動運転車に関する法律問題

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研究
2023/06/21

法学部
中川 由賀 教授

 運転支援車や自動運転車は、交通事故の削減(SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」)、先進技術の革新(SDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」)、交通の安全性改善(SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」)、環境負荷の低減(SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」)につながる可能性を持つ技術です。これらの技術が安全に社会に実装されるためには、技術の向上だけではなく、社会実装に向けた法整備が必要です。

 そこで、運転支援車や自動運転車に関する法律問題の研究に積極的に取り組んでいます。具体的事故事例分析を通じた自動運転車の交通事故に関する刑事責任の研究を行ったり、他大学・他分野と連携した研究にも積極的に取り組んでいます。

 また、研究成果を実務に役立てていただくため、関係省庁の会議に参加したり、内閣府のwebsite等を通じた情報発信に積極的に取り組んでいます。

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 さらに、最新の研究をテーマとした教育活動にも力を入れており、法学部の先端研究講義において自動運転の法律問題を取り扱ったり、様々な大学の学生が参加するビジネスコンテストの参加者に向けた講義をしたりしています。

 

学生のビジネスコンテスト参加者に向けた講義

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