小山佳枝 教授

(Oyama,Kae)

メッセージ

国際法、国際環境法を専門に研究しています。

私たちの生活する社会では、国内社会であるか国際社会であるかを問わず、あらゆる場面で様々な利害が対立しています。こうした状況に対処するためには、事実を正確に把握した上で客観的かつ多面的にとらえ、どこに均衡点を見出せば生じ得る問題を最小限に留められるかを探ることが重要です。学問を通して、皆さんに幅広い視野とバランス感覚を養っていただければ幸いです。

プロフィール

オフィスアワー (通年)
火曜日 16時30分~17時30分
金曜日 16時30分~17時30分
担当科目 国際法、環境法、プロジェクト研究
研究テーマ 国際環境法と海洋法の組織化
最終学歴 慶應義塾大学大学院 法学研究科 後期博士課程(単位取得退学)
所属学会 国際法学会、世界法学会、国際法協会日本支部、環境法政策学会、慶應法学会
L’association international du droit de la mer

担当するプロジェクト研究について

3年間を通じて、国際社会のさまざまな事象を「国際法」という観点から分析し、理解できるようになることを目的とします。

主な研究業績

"Legal Status of Sunken State Vessels"『法学研究』(慶應義塾大学)第94巻1号(2021年)
「違法漁業防止寄港国措置協定と国内措置」、『環境と公害』第47巻3号(2018年)
「水中文化遺産保護条約の意義と課題」、『環境と公害』第45巻3号(2016年)
「北極海における航行制度の展開-北西航路の法的地位-」、『総合政策フォーラム』第10号(2015年)

その他

イコモス国内委員会水中文化遺産小委員会委員(2014年9月~現在)