今井良幸 教授

(IMAI, Yoshiyuki)

メッセージ

今井良幸

1974年三重県に生まれ、三重県で育ちました。立命館大学法学部を卒業後、三重県職員として15年間勤務しつつ、その間、大学院で学び、2009年に名城大学大学院法学研究科博士後期課程を修了、博士(法学)を取得しました。その後、大学教員に転職し、2015年度から総合政策学部の教員として赴任しました。

専門は憲法、行政法、地方自治法です。三重県職員時代には港湾関係の許認可事務に始まり、県税徴収、国民健康保険、農地転用など幅広く経験し、町役場でも勤務しました。

プロフィール

研究室 323
オフィスアワー 木曜日 16時40分~18時10分【春学期】
水曜日 16時40分~18時10分【秋学期】
金曜日 17時00分~18時30分【春・秋学期】
担当科目 法学概論、行政法、プロジェクト研究Ⅰ~Ⅵ
研究テーマ イギリス憲法に関する研究、地方自治の観点からの憲法・行政法的課題についての研究
最終学歴 名城大学大学院法学研究科博士後期課程
学位 博士(法学)〔名城大学〕
所属学会 日本公法学会、憲法理論研究会、比較憲法学会、日本地方自治学会、日本法政学会、日本地域政策学会 など

担当するプロジェクト研究について

勉強でも勉強以外でも元気に取り組み、場を盛り上げてくれる方、協調性のある方を歓迎します。

講義の面では、ゼミの進展度合いに応じて、地方自治体へのヒアリング調査、ゲスト講師による講義などを行っていきたいと思います。

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【普段の授業内容】

2年次 地方自治体ごとの独自の地域的なルールである条例をテーマに取り上げ、その内容を学んでいきます。具体的には、各地の自治体で制定されている条例を取り上げ、その考察を通じて自治体で行われている政策についての知識を得ていくこととします。
3年次 2年次に学んだことを基に、実際に社会で生じている課題に対応するための政策について考えていきます。取り上げる課題については、受講生の皆さんの希望、あるいは自治体の方の協力が得られるようであれば、そこで提示していただいたものにしたいと思っています。また、希望があれば、大学外での政策コンテストなどにも参加していきたいと思います。
4年次 2年次、3年次で学んできたことの中から各自でテーマを設定して卒業論文に取組みます。ゼミでの報告→個別指導のサイクルを繰り返しながら、段階を踏まえて完成することを目指します。

主な研究業績

『未だ見ぬ道州制の姿と地方自治:イギリス権限委譲との比較考察』(勁草書房、2023年)
「国会請願の現状と課題」小山剛ほか編『立憲国家の制度と展開:網中政機先生喜寿記念』(尚学社、2021年)
「英国のレファレンダムにおける投票運動規制:その現状とインターネット上の投票運動への導入に向けた動向」レファレンス852号(2021年)