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情報メディア工学科
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Information Media Technology
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デザインを科学しよう
創造的未来のために,デザインCADの可能性を探る |
興膳 生二郎
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自己紹介
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自動車メーカーで設計・デザイン・商品企画などの分野を経験してきましたが,主には,デザイン開発を中心に 30年を超える時間を過ごして中京大学へ来ました.デザイナーの発想したイメージは「スケッチ/図面/モデル」という三つのスキルを駆使して具現化されていきます.1980年頃,日本の自動車産業は急拡大を開始して「コンピュータを利用したデザイン開発を支援させよう」との気運が急速に持ち上がり,特段希望したわけでもなく,また何かアイデアがあった訳でもないのですがその担当を仰せつかりました.「モデル」を測定してデータ化する手法は当時から既に研究されていましたが,「簡単な図面」を元にしてコンピュータの中に数学モデルを創ろうという概念はまだ珍しいものでした.いわゆる今で言う「3次元CAD」のことですね.
大学へ移るに当って私は新しい CADについての研究テーマを持っていました.それは,三つのスキルの残ったひとつ「スケッチ」を手掛かりにコンピュータの中に数学モデルを作りたいというテーマでした.そして将来,CADは人間の「器用さ」「賢さ」に近づき,「人間はより,クリエイティブな創造活動」に専念できる世界を実現したいと考えています.
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担当科目
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CAD造形I(1年),CAD造形II(2年),形体科学(2年),キャリアエンジニアリングI(2年)
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略歴
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1944年 福岡県生まれ(現在の北九州市で高校までを過ごす)
1963年 千葉大学工学部工業意匠科入学
1967年 同大学卒業 トヨタ自動車(株)へ入社, ボディ設計課に配属
1969年 デザイン部デザイン課へ異動
クラウン,コロナ,初代スターレット,初代ターセルなど多数の外形デザインに従事
1980年 デザイン造形用CAD システム(スタイルCAD)の開発本格化
翌年,カローラ系から実用化適用がスタート
*1986年:CADシステム開発により「日本機械学会賞・技術賞」を受賞
1991年 「トヨタ・シンボルマーク」を世界10 社競作により開発
1995年 商品企画部へ異動 ハリアー,ビッツシリーズなどの商品企画に従事
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