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機械情報工学科
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Mechanics and Information Technology
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ハイブリッドシステムの応用を模索する
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平名 計在
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自己紹介
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さて皆さん,いきなりですが,私の名前は読めますか?使っている漢字はどれもよく目にするものばかりなのに・・・.でも,大丈夫です.こんな名前,初めて見て読めるわけありません.自分でもそう思います.なので,別に気にしません.ただし,機械情報工学科に足を踏み入れたからにはそんなことは許しません.せめて人の名前くらいは間違えずに正しく覚えましょう.私の名前は「ひらな かずあき」です.もう覚えましたね?
興味ある分野・研究分野
私の研究分野はひとことでいえば,上にもあげたようにハイブリッドシステムに関するものです.ハイブリッドシステムといえばモーターとガソリンで動くハイブリッド自動車を思い浮かべた人が多くいるかもしれませんが,ここでいうハイブリッドシステムはそれとは全く違うものです.ハイブリッドシステムとは,離散的(ディジタル)な変数と連続的(アナログ)な変数が混在するシステムのことを指します.実は世の中のシステムの多くがハイブリッドシステムとして表現することが可能なのです.
例えば,図1のような部屋の温度制御を例として考えてみましょう.ここでは,冷房はスイッチのON/OFF しかできないものとし,センサ1 は温度が30℃より高いか低いか,センサ2 は温度が26℃より高いか低いかしか分からないものとします.このような状況において,室温を制御することを考えます.このとき,クーラーやセンサは離散的な値を取ることしかできませんが,室温は連続的な値を取ることができます.このように,このシステムは離散的な値と連続的な値が混在するためハイブリッドシステムであるといえます.
ここであげたシステムは実システムとは程遠いものですが,実際にはハイブリッドシステムの理論を用いて制御を行うことで制御性能があがった例が多くあります.私のゼミでは,ハイブリッドシステムを実システムに応用することを中心に行っていきます.また近年では,ハイブリッドシステムの制御に数理計画法が多く用いられています.これについても様々な応用が考えられます.

図1
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ゼミ紹介
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私のゼミでは,まず,制御理論を中心に勉強した後,ハードソフトを問わず研究を行っていきます.シミュレーションも大切ですが,実際にモノが動いているところを見せるほうがはるかに説得力があります.ハードにもソフトにも強くなれるような環境を提供できればと思います.また,勉強や研究だけでなく,教員と学生あるいは学生どうしが気軽にコミュニケーションできるようなゼミにしていきたいと考えています.
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担当科目
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電気回路(1 年春学期),代数学IA・IB(1 年秋学期),プログラミングIIA・IIB(1 年秋学期),制御工学(3 年春学期),その他ゼミ科目
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略歴
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1975年 愛知県生まれ
1998年 名古屋大学工学部電気系学科卒業
2000年 名古屋大学大学院工学研究科博士課程前期課程電気工学専攻修了
2003年 同博士課程後期課程電気工学専攻満了
中京大学情報科学部メディア科学科講師
2004年 中京大学生命システム工学部身体システム工学科講師
2005年 博士(工学)取得(名古屋大学)
2008年 中京大学情報理工学部機械情報工学科講師
2010年 同准教授
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