中京大学では,今日の情報化時代の到来を予見して,1990年に情報科学部を開設しました.実際,それ以降情報化は加速的に進み,コンピュータは社会のあらゆる分野で活用され,あらゆる人に身近なものとなりました.

こうした中で,情報機器や情報システムあるいは情報そのものの作り手,使い手としての情報技術者の専門性を探求し,情報技術の社会への浸透を主導する人材を輩出してきた中京大学情報科学部でしたが,さらに新たな発展を求めて,2006年度に情報理工学部へと改組しました.
 情報理工学部は,まったく新しいコンピュータ・テクノロジーの創造や,その社会への応用を視野に,理学・工学にわたる幅広い領域からの期待に応える所存です.新たな情報理論の解明に不可欠な基礎を重視した徹底したカリキュラムにより,情報における理学・工学の技術教育を展開し,情報技術の新たな進化を加速する人材を生み出していきます.

情報理工学部は,情報システム工学科,情報知能学科,情報メディア工学科の3学科体制で発足しましたが,2008年度に4学科目の機械情報工学科を加え,情報理工系学部としての陣容をますます充実させました.
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