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硬式野球部/創部70周年のシーズンに春秋制覇!19年ぶり明治神宮大会出場へ

硬式野球部は10月18日、中京大学野球場で秋季リーグ最終節第二戦を愛知工業大学と行いました。勝てば優勝となる大一番には、理事長や多くの在学生が来場し、300名を超える観客が詰めかけ、両大学の背中を後押していました。

この試合の先発を任されたのは寺下颯真選手(スポーツ科学部3年)。"大谷ルール"(先発投手が指名打者(DH)を兼任し、投手を降板した後もDHとして打席に残り続けられる野球の特例ルール)を適用し、4番DHとしても先発メンバーに名を連ね、二刀流としての活躍も大いに期待されました。

試合は序盤の2回裏に動きました。中京大学は連打で1死1,3塁とすると、金沢玲哉選手(スポーツ科学部3年)が犠飛を放ち先制に成功。その後二死1,3塁とし淺井太介選手(スポーツ科学部1年)がレフトへタイムリーを放ち、追加点を得ました。

三回表は打って変わって愛知工業大学ペースに。相手に連打を許し、内野ゴロの間に一点を返されます。なおも四死球でランナーをため、その後タイムリーを打たれ逆転を許してしまいました。
しかし三回裏にさらに試合は動きます。狩俣藍生選手(スポーツ科学部4年)の二塁打でチャンスを作ると、江崎直人選手(スポーツ科学部3年)がセンターにタイムリーを放ち、試合を振り出しに戻しました。
シーソーゲームの様相すら見え始めた五回裏、主砲に待望の一発が飛び出します。一死一塁の場面で打席には寺下選手。振り抜いた打球はライトの頭上を越え、そのままスタンドイン。「取られた分打って返せば良いと言われている」と試合後語ったように、四番としての"一発回答"を見せてくれました。
寺下選手は七回裏にも追加点となる二点タイムリーツーベースヒットを放ち、投げては七回三失点、打っては四打点(一本塁打)と二刀流そのもので、まさにヒーロー独り占めの大活躍を見せてくれました。


八回からは磯部祐吉選手(スポーツ科学部3年)が登板し、危なげなく試合をクローズ。最終的に8‐3で中京大学が勝利を収めました。
この結果をもって、秋季リーグの優勝及び第22回東海地区・北陸・愛知三連盟王座決定戦(王座決定戦)への進出が決まりました。10月30日の試合に勝利したため、11月1日に行われる王座決定戦で優勝すれば11月に行われる明治神宮野球大会への出場権を得られます。

日本一を目標に戦う硬式野球部をこれからも応援し続けましょう!


選手・監督インタビュー
半田卓也監督
―今日の試合を振り返って
昨日(10月17日)、良い形で勝って今日もすんなり行ってくれればと思いましたが、先制点を取れた直後にひっくり返されてしまって。ちょっとバタバタするかなと思ったのですが、その後すぐに追いついたのが良かったと思いました。追いついてからは選手たち自身が落ち着いて自分たちがやるべきことをやってくれたかなと思います。その点も踏まえて良いゲームだったかなと思います。
―三失点した寺下選手を続投させた意図は
勝ち点制なので、もしかしたら三試合目がということも頭に入れてということでしたし、一戦目を勝っているため今日は寺下でいけるところまでいこうという感じでした。そんな中序盤から点も取れていたので、しばらくは大丈夫だろうと思って見ていました。
―創部七十周年の年に春秋連覇を成し遂げた感想は
新チームが始動する時に節目の年に花を添えようという話をしていたので、まだ王座決定戦や神宮大会もあるので終わったわけではないですが、まずはリーグ戦を春秋両方勝てたのは選手たちがすごく頑張った成果だと思いますし、監督としてもすごく嬉しいことだと思います。
―王座決定戦、そして明治神宮大会への意気込み
秋の神宮大会にはしばらく出られていないので、まず出場をしたいです。王座決定戦はトーナメントになるのでまた戦い方は変わってくると思いますが、自分たちの野球は変わらないので、とにかくベストを尽くしてやるべきことをやっていきたいと思います。

寺下颯真選手
―今日の試合を振り返って
序盤は少し厳しい展開だったと思います。点を取ってもらっていたが、取り返され逆転をされてしまい厳しい状況でしたが、後半打線を中心に立て直し、得点を重ねることが出来たので、結果的に中京らしい野球が出来たのではないかなと思います。
―自身のプレーを振り返って
投球面に関しては三失点してしまったのですが、先に二点を取ってもらっている状況だったので、まだ一点ビハインドなので良いかなという感じでした。その後は一つ一つアウトを重ねていこうとして、結果的に(四回以降は)無失点で終えられたので非常に良かったと思います。打撃面に関しては、自分で取られた分は打って取り返せば良いよという風に言っていただいているので、あの場面で一番いい集中力で臨めて最高の結果を得られました。どちらの面でも活躍を出来たのは凄く良かったなと思います。
―今後に向けての意気込み
日本一という目標を掲げている中で、ここからは負けたら終わりの戦いになるので、一戦一戦しっかり戦って、まずは神宮大会に出たいと思います。そこからさらに全国で勝ち上がっていくことを目標に、また一つ一つやっていきたいと思っています。

11月1日、岐阜市のぎふしん長良川球場では、王座決定戦の決勝が行われ、皇學館大学に対し15-2で見事勝利。2007年以来19年ぶり9度目の優勝を果たしました。
11月19日より明治神宮球場で行われる全国大会に出場する硬式野球部。日本一に向けた戦いはまだまだ続きます。
次戦 第57回 明治神宮野球大会
11月19日(木)13時~ 対戦:関東五連盟第二代表
文・写真:
伊藤圭汰(スポーツ科学部4年)