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愛知・名古屋で32年ぶりの日本開催 華やかに彩られたアジア大会開会式

 2026年9月19日から10月4日の期間、愛知県・名古屋を中心に「第20回アジア競技大会(愛知・名古屋2026)」が開催されています。アジア大会は4年に一度開催される、アジア地域最大級の国際総合スポーツ大会です。アジアの45の国と地域からトップアスリートが集結し、43競技で熱戦が繰り広げられます。日本でのアジア大会開催は1958年の東京大会、1994年の広島大会に続き、3度目となります。

 その開会式が9月19日、名古屋市瑞穂公園陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム)で行われました。今回は「ライト スポーツ情報局」の取材班が開会式を実際に現地観戦し、その様子をレポートします!

 開会式は、フィールドに設けられたハート形のステージを中心に、音楽やダンスのパフォーマンス、国旗・OCA旗の入場・掲揚、開会宣言、聖火リレー、聖火点灯などが行われ、会場全体を盛り上げました。

 選手入場では、それぞれの国や地域の旗を持った選手たちが行進し、会場は大きな盛り上がりを見せました。入場する国や地域が変わるたびに会場を彩るライトの色も変化し、国や地域ごとに異なる雰囲気が会場を包みました。選手たちは笑顔で入場しており、楽しんでいる様子が観客席まで伝わってきました。自国の名前が呼ばれると、観客からは大きな歓声が上がり、自国の旗を振って選手たちを応援する姿も見られました。

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日本選手団の入場の様子

 また、開会式ではバルーンで作られた名古屋城が登場する演出や、トヨタ自動車の自動運転EV「e-Palette」から大会マスコット「ホノホン」が登場する演出もありました。伝統的な文化だけでなく、愛知・名古屋のものづくりや先端技術を取り入れた演出から、開催地ならではの特色を感じることができました。

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バルーンでできた名古屋城

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愛知・名古屋のものづくりや技術が表現された一コマ

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フィナーレの様子

 さまざまな国や地域から人々が集まり、ここ名古屋で同じ舞台を共にしていることに、国境を越えた大会のつながりを感じました。また、開会式には天皇皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻もご出席されました。陛下がアジア大会の開会を宣言し、選手たちの入場を見守られました。

 聖火リレーでは、中京大学にゆかりがある、ハンマー投げオリンピック金メダリストの室伏広治さん(2007年度体育学研究科博士課程修了、前スポーツ庁長官)と、ハンマー投げでアジア大会5連覇の父・室伏重信さん(中京大学名誉教授)が最終ランナーを務め、聖火台に火を灯しました。親子で聖火をつなぐ姿がとても印象的でした。

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聖火台の前で声援に応える室伏さん親子(写真:共同通信)

 会場では多くのボランティアが来場者の案内やサポートなどを行い、開会式の進行を支えていました。選手や大会関係者だけでなく、さまざまな人の協力があることで成り立っていることを感じることができました。

 アジア大会には、中京大学や附属高校の卒業生および在学生から、10人の選手が出場します。ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

 以下、現地観戦をしたライト スポーツ情報局のスタッフ3名の感想です。

 実際に会場で開会式を見て、映像越しでは伝わらない熱気と一体感を肌で感じました。特に心に残ったのは、さまざまな文化や背景を持つ人々が手をつなぐ場面です。国や地域が違っても、同じ場所で一つの大会をつくり上げているのだと実感し、胸が熱くなりました。今回、実際に会場に足を運んだからこそ感じられたものが多く、貴重な経験になりました。(荻野)

 開会式自体テレビで見ることが多かったので、実際に足を運んで現地でしか味わえない体験ばかりでとても楽しかったです。開会式では一つ一つの演出に込められた大切な意味が含まれていることが直に伝わりました。会場の熱気を多くの人と共有して、観覧できたことが感慨深かったです。中京大生の選手が入場された勇姿を現地で見て、私も選手に負けずに頑張ろうという前向きな気持ちになりました。(稲垣)

 生まれた時から住んでいる名古屋で、アジア最大級の大会が開催されていること、そしてその開会式を実際に観覧することができたことを、とても嬉しく思っています。会場内では、照明の彩りや一つ一つの演出に感動しました。ステージ上でのパフォーマンスだけでなく、その舞台を作り上げるために多くの人が携わっているからこそ、大きな大会が成り立っていることにも気づかされました。最後まで、日本人選手や中京大学関係者の活躍を見届けたいと思います。(髙橋)

文・写真
荻野 朔矢(工学部3年)
稲垣 結美(スポーツ科学部3年)
髙橋 陽色(文学部4年)