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挑戦する気持ちを忘れずに UNIVAS AWARDS入賞・チームBeyond 石井莉子さん

UNIVAS AWARDSは、大学スポーツで活躍した学生や指導者、団体を称える一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が選定する賞のことです。今回はUNIVAS AWARDS 2025-26で大学スポーツプロモート優秀取組賞・入賞を果たした中京大学学生広報スタッフ『ライト』のチームBeyondから代表して石井莉子さん(2025年度文学部卒)に話を聞きました。
Q. 『ライト』に入ろうと思ったきっかけと理由は何ですか。
A. 大学に掲示されていたポスターを見て、やってみたい!と感じたからです。元々広告や広報に興味があったこともあり、自分の通っている大学の魅力を伝えることや、みんなに知ってもらうことが楽しそうだと思ったからです。ギリギリまで悩み、最終日に申し込みました。今では本当に入ってよかったなと思っています!
Q. UNIVAS AWARDSを受賞した率直な感想を教えてください。
A. 素直に嬉しいです。この賞は、『ライト』のAチームみんなで取った賞です。私だけの力ではなく、みんながそれぞれ忙しい中で時間を作って、いいものを作ろうと思って頑張ってくれた結果です。本当に嬉しいし、素敵な仲間に恵まれて幸せです。
Q. 取材・執筆をする際に特に気をつけていたことや大切にしていたことは何ですか。
A. 取材をするときに大切にしていたことは、相手の目を見て、会話しながら話を聞くことです。取材は「人と人との関係で成り立っている」ということを常に心においていました。私が聞きたいことをどんどん聞くのではなく、「相手に話してもらい、その中で気になったことは聞く」という会話を大切にしていました。目を見て話を聞くこともとても大切だと思います。あとは下調べをしっかり行うことです。相手のことを知らずに取材はできないと思うので、時間を作って下調べを十分にしてから取材に行くようにしていました。
執筆は、聞いたことを正確に書くことを大切にしていました。また、どんな文章だと読者が読みやすいかなと考えて書いていました。
Q. これまでの取材で印象に残っているものはありますか。
A. 印象に残っている取材は本当にたくさんあります...!特に貴重な経験だと感じた取材は1月に開催された名古屋フィギュアスケートフェスティバルへの取材です。プロの記者の方々と共に日本のトップ選手たちに話を聞くことができて嬉しかったです。また、本物の現場を感じることができてすごく楽しかったです。
スポーツ広報大使の活動では、水泳部の取材を担当させていただき、印象に残っています。活動拠点が名古屋キャンパスである私が、豊田キャンパスに何度も通って多くの選手を取材しました。西小野皓大選手(2025年度スポーツ科学部卒)に話を伺ったり、「また次も取材に来てね!」と言っていただけたりして嬉しかったことを覚えています。水泳部の取材の担当を任せていただいて、2年間も継続的に取材ができたことは良い思い出になりました。
Q. スポーツを文章で伝える面白さは何だと考えますか。
A. 書く人によって全く違うものに変化するところだと考えます。特に『ライト』は、スポーツが好きな人もそうでない人もいて、その中でひとつの冊子を作っていきます。スポーツが好きな人の視点、そうでない人の視点、スポーツ経験者の視点など、多様な視点があることで、読んでいておもしろい文章になると思います。また、動きのあるスポーツは動画を活用した取材がメインになりがちですが、だからこそ書き手の思いがこもった文章が魅力なのかなと感じています。そのため、書き手の意図や感情が読者に伝わるような質問や書き方を大事にしていました。
Q. チームをまとめる上で苦労したことや意識していたことはありますか。
A. うまくまとめられていた自信はありませんが、『ライト』のメンバーみんなとコミュニケーションをとることはずっとずっと大切にしていました。『ライト』の仕事は私ひとりで完成できるものがひとつもありません。だからこそたくさんコミュニケーションを図り、少しでもメンバーが楽しんで活動してくれたらいいなと思って活動していました。
Q. 『ライト』での経験で学べたことや成長できたことがあれば教えてください。
A. 何もかもが成長につながるものでした。取材も執筆も冊子の企画構成から校正まで、『ライト』に入らなければできなかったことばかりです。大変なことも多くありましたが、任されたことをやり遂げる力や、やってみたいと思ったことには挑戦してみる姿勢を身につけました。取材の仕方や文章の書き方、写真の撮り方など技術的な面もそうですが、精神面でも学び、成長できたと思っています。『ライト』での経験があったことで成長できましたし、活動を通して学んだことが今の私にすごく生きていると思います。紆余曲折がありながらも、最後には冊子を完成させることができたことや、私たちの頑張りがUNIVAS AWARDSで入賞という形で評価していただけたことが嬉しかったです。『ライト』でしかできない多くの経験を経て、自分自身を大きく成長させることができました。
Q. 『ライト』として活動することができてよかったと感じた瞬間はありますか。
A. 素敵な仲間と出会えたことです。同じ思いで向き合える仲間、何度もミーティングを開いては話し合いを重ねて良いものを一緒に作ろうと奮闘してくれる仲間、ほかにも細部にまでこだわってくれたり、一緒に取材に行ってくれたり、リーダーとして頼ってくれたり、とたくさんあります。同じ目標に向かって一緒に頑張ったかけがえのない仲間に出会えたことが、『ライト』として活動してよかったと感じた瞬間です。
加えて、自分が取材・執筆まで手がけた記事が冊子という形になったことや、「記事読んだよ!」「見たよ!」と声をかけてもらえたことも活動できてよかったと感じる瞬間でした。特に、自分で書いた記事が中京大学や中京大学スポーツに興味を持つきっかけになれたことが嬉しかったです。
『ライト』に所属してからさまざまな経験をすることができ、「活動することができてよかったなー!」と心の底から思っています。本当にありがとうございました!
Q. 卒論で学生広報に関することを書かれていましたが(今年配布された文学界論叢より)、どのような気持ちで題材を決めて執筆に臨んだのか教えてください。
A. 『ライト』が運用できるデジタルサイネージを作っていただいたことがきっかけです。デジタルサイネージに関してや他の大学の学生広報の事例、さらには『ライト』に協力していただいて実際にアンケートを取ったり、検証をしたりしました。自分が好きで携わっていた『ライト』について、もっと学術的にも研究してみたいという気持ちで執筆に臨みました。
Q. 今後の目標や挑戦したいことがあれば教えてください。
A. 今後の目標は、気になることに対してまず挑戦してみるという心を忘れないことです。大学生活やライトで活動する中で、気になることややってみたいと思ったことにまっすぐ向き合い、行動してきました。その行動ひとつひとつが今の私を作っていると思います。
春から社会人になり、新しい環境が始まりました。その中でもライトで学んだことを活かし、まずは挑戦し続けられる私でありたいです。いつか、大きなプロジェクトを任せていただけるよう、目の前のことからひたむきに頑張ります。
言葉の節々から『ライト』への強い思いやチームメンバーへの感謝の気持ちが伝わるインタビューとなりました。『ライト』で培った経験を胸に、春からは社会人として新たな道へ進んだ石井さん。今後の活躍がますます楽しみです。
- 取材:垣添琴葉(国際学部4年),三上祐輝(現代社会学部2年),糟谷美羽(文学部4年)
- 写真:石井莉子さん提供