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伝えたい思いを原動力に UNIVAS AWARDS入賞・大石和佳奈さん

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 UNIVAS AWARDSは、大学スポーツで活躍した学生や指導者、団体を称える一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が選定する賞のことです。今回はUNIVAS AWARDS 2025-26でサポーティング・スタッフ・オブ・ザ・イヤー(女子)で入賞を果たした大石和佳奈さん(2025年度経営学部卒)に話を聞きました。

Q. 中京大学学生広報スタッフ『ライト』に入ろうと思ったきっかけと理由は何ですか。

A. 私が『ライト』に入った理由は2つあります。

1つ目は、日頃からスポーツ観戦が好きで、様々なプロスポーツを見ていたことです。特に野球は幼い頃から見ることが好きでした。そんな中、『ライト』の募集ポスターにナゴヤドームで取材撮影をしている写真が掲載されており、私もやってみたいと好奇心がわきました。
2つ目は、中京大学に入学してから大学について知らないことが多く、特に名古屋キャンパスに所属していた私は、豊田キャンパスをどこか遠い存在のように感じていました。このように感じている学生は私だけではないと思い、両キャンパスをつなぐ架け橋のような存在になりたいと考え、『ライト』に入りました。

Q. UNIVAS AWARDSを受賞した率直な感想を教えてください。

A. 今までの『ライト』での活動を、目に見える形で結果として残すことができ、とても嬉しく思っています。広報という、多くの方に知ってもらう機会を提供する立場だからこそ、逆に『ライト』という存在を知っていただける機会になったのかなと思います。約2年間の活動でしたが、全力で熱中することができ、とても良い経験になりました。

Q. 取材をする際に特に気をつけていたことや大切にしていたことは何ですか。

A. 取材をする際は、相手のお話をしっかり伺い、表情や言葉の背景まで捉える姿勢を大切にしていました。お話を伺う中で疑問に感じた部分や、文字にしたときにわかりにくい表現については、深掘りしながら引き出すことを意識していました。また、選手やスタッフの方々が安心して取材を受けていただけるよう、事前説明やスケジュール共有、細かな連絡などを徹底し、信頼関係の構築にも努めていました。

Q. これまでの取材で印象に残っているものはありますか。

A. 硬式野球部の第73回全日本大学野球選手権大会の取材です。この大会が、私自身初めての『ライト』としての活動でした。場所は明治神宮球場で、1人で新幹線に乗り、取材に挑みました。
野球は好きだったためルールなどはわかっていたものの、選手やチームについては曖昧な部分が多くありました。そんな中、会場に着くと大学野球ならではの雰囲気に圧倒され、また記者室では多くのプロの記者や報道関係者の方々と一緒に囲み取材を行い、萎縮して終わってしまったことを覚えています。ですが、この経験を通して『ライト』の活動は楽しいかもしれないと感じ、その後の活動にも繋がっていったのかなと思います。

Q. 1年以上継続して硬式野球部を取材する中で、最初の頃と最後の頃で、自分自身の取材姿勢に変化はありましたか。

A. 主体的に取材することができるようになったと思います。初めの頃は、何を聞いたらいいのか、どう深掘りして聞いていけばいいのか、また聞いたことをどう記事にまとめていくのか分からず、手探りながら進めていました。ですが、取材を重ねていく中で、取材対象者のどのような部分を聞きたいのか、取材方法はどのような形が良いのか、またどのような方法で広めていくのかなどを自分で考え、行動し、形にしていくことができるようになったと感じています。

Q. SNSを使った広報活動で特に工夫していたことはありますか。

A. 学生目線で大学のリアルを伝え、なかなかフォーカスされないものを知っていただくことを意識していました。そのためにも、様々なところから団体や部活動の情報などを集め、形にして発信していました。また、イベントがある際にはリアルタイムで更新を行い、大学の雰囲気や熱量を常に伝えられるよう努めていました。

Q. スポーツの魅力をSNSで伝える良さや、難しさは何だと感じていますか。

A. スポーツの魅力をSNSで伝える良さは、普段スポーツに興味がない人にも、興味を持ってもらえるきっかけを作れることだと思います。実際に試合を見たことがない人でも、SNSを通して選手の姿や試合の雰囲気を知ることで、より身近に感じていただけると思います。特に大学スポーツは距離感が近いため、選手の人柄や努力している姿を発信できることも魅力の一つだと感じています。
一方で、SNSは情報が流れていくスピードがとても速いため、多くの投稿を継続して発信していくことの大切さと難しさを感じていました。また、世間の流行を取り入れながら、スピード感を持って発信していくことも必要だと思います。

Q. チームをまとめる上で苦労したことや意識していたことはありますか。

A. チーム全員が同じ方向を向き、メンバーとしっかり会話をしてお互いを知ることを意識していました。1つ上の先輩方が作ってくださった基盤を壊しすぎず、さらに発展させていくためには、チームみんなの力が必要不可欠だと感じていました。しかし、学生である以上、学業が優先であり、アルバイトやサークル活動もある中で協力してもらうには、チームが楽しいことや『ライト』の活動が面白いと感じられることが大切だと思っていました。そのため、一人ひとりが前向きに活動できるよう心がけていました。

Q. 『ライト』での経験で学べたことや成長できたことがあれば教えてください。

A. 周りの人を巻き込みながら、考えて動くことの大切さを学べたと思います。ドラフト会議当日は、多くの『ライト』のメンバーが協力してくれたおかげで大成功を収めることができましたし、各選手の密着動画の作成も、私が発案したものではありましたが、私1人では何もできず、本当に多くの方々に何ヶ月もの間ご協力いただき、完成させることができました。
決して1人ではできないことも、自ら行動することでたくさんの方々が支えてくださり、成功に繋げることができた経験は、私にとって大きな財産であり、自分自身の成長を感じた部分でもあります。

Q. 今後の目標や挑戦したいことがあれば教えてください。

A. 今後は、人を喜ばせ、人と人をつなぐ存在になりたいと思っています。そのためにも、まずは目の前にあることを自分自身が楽しみ、面白がり、その魅力を一人でも多くの人に伝えていきたいです。これは仕事でも趣味でも、何に対しても変わらず大切にしていきたいと思っています。人を巻き込みながら新しいつながりや喜びを生み出せるよう、『ライト』で経験したことを活かして、これからも頑張っていきたいです。

これまで『ライト』の活動を牽引し、学生目線のコンテンツを発信し続けてきた大石さん。その熱意を持って活動に向き合う姿勢は、多くの人々に良い影響を与えてきました。春から社会人として新たな一歩を踏み出した大石さんの、さらなる活躍に注目です。

  • 取材:垣添琴葉(国際学部4年),三上祐輝(現代社会学部2年),糟谷美羽(文学部4年)
  • 写真:大石和佳奈さん提供