活動内容発信コンテンツ

ひたむきに掴んだ栄光 UNIVAS AWARDS入賞・吉次彩恵さん

800×450.jpg

 UNIVAS AWARDSは、大学スポーツで活躍した学生や指導者、団体を称える一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が選定する賞のことです。今回はUNIVAS AWARDS 2025-26でサポーティング・スタッフ・オブ・ザ・イヤー(女子)で入賞した吉次彩恵さん(2025年度スポーツ科学部卒)に話を聞きました。

Q. UNIVAS AWARDSに応募したきっかけは何ですか。

A. 卓球部の松山監督が推薦してくださったことがきっかけです。私の4年間を見守り、信じて託してくださったことに心から感謝しております。この場をお借りして、推薦してくださったこと、そしてそのためにご尽力いただいたことに、改めて御礼申し上げます。

Q. 受賞した際の率直な感想を教えてください。
A. 正直、信じられない思いでした。4年間積み重ねてきた努力や葛藤、そして仲間への想いが「入賞」という形で残すことができ、本当にありがたく、幸せです。伝統ある体育会卓球部において、UNIVAS AWARDS入賞が創部初であると伺い、大きな誇りと責任を感じています。この経験を胸に、これからもひたむきに努力を重ねていきたいです。

Q. これが受賞の決め手だ!と思うことや、特に力を入れたことはありますか。
A. 私は選手が安心して競技に集中できる環境づくりと、チーム全体を支える運営に本気で向き合ってきました。主務として大会手続きや部費管理、連絡調整を正確かつ迅速に行い、仲間の悩みにも真摯に耳を傾けて先輩と後輩をつなぐ存在であろうと努めました。また、学連では試合運営やインカレのアナウンスを担当し、心を込めて声を届けました。「自分にできることは何か」「誰かのために何ができるか」その問いを常に持ち続けたことで、物事を俯瞰して見る力や、先を読んで行動する力を養うことができたと感じています。

Q. 努力し続けることができた理由は何ですか。
A. 部内で一番弱く、経験も実力も劣っていた私を選手として受け入れてくださった監督や仲間への感謝と恩返しの思いが原動力でした。「自分にできる形で必ず貢献する」という一心で、どんな役割にも全力で向き合ってきました。努力を続けることは決して簡単ではありませんでしたが、その過程で努力すること自体の尊さを学ばせていただきました。

Q. これまでの努力が「賞」という形で評価されたことについて、どのように感じていますか。
A. 見返りを求めて行動してきたわけではなかったので、驚きとともに深い感謝の気持ちでいっぱいです。私の素直な想いと積み重ねを評価していただけたのだと感じたとき、4年間は本当に幸せな時間だったのだと改めて実感しました。このような形で評価していただき、心より感謝申し上げます。

Q. これまでに乗り越えてきたことや、苦労したことを教えてください。
A. 競技面では思うような成果が出ず、何度も自信を失いかけました。主務と学連を両立する中で、大きな責任や不安に押しつぶされそうになることもありました。それでも「不可能や限界は、自分で決めるものではない」と信じ、目の前のことから逃げずに向き合い続けました。その経験こそが、今の自分を支えてくれています。

Q. 今後について教えてください。
A. 春からは愛知県の高等学校保健体育科教員として歩み始めます。競技活動と並行しながら、一日練習の昼休憩の僅かな時間や移動時間も活用して継続的に学習に取り組み、その努力が実を結び、愛知県教員採用試験に現役合格することができました。この経験を経て、私は、技術だけでなく「心を育てることができる」教員でありたいと考えています。どんなことにも諦めず挑戦することの尊さ、努力する過程の価値、仲間と支え合う喜び。自分が支えてもらったように、今度は誰かの可能性を信じ、背中を押せる存在であり続けることが目標です。

これまでの学びと感謝の気持ちを胸に新たなステージへ進んだ吉次さん。これからの活躍にも期待が高まります。

20260409-

  • 取材・文:石井莉子(2025年度文学部卒),垣添琴葉(国際学部4年)
  • 撮影:写真:吉次彩恵さんより提供