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強く、そして楽しく 自他共楽を体現する主将の背中

 大学体育館に響く気迫の声。その中心に立つのが、中京大学少林寺拳法部主将・平沼篤選手です。競技を始めたのは大学一年の夏。中高で経験した日本拳法を背景に「何かに打ち込みたい」と入部を決意したといいます。少林寺拳法の魅力について「護身術としての側面が強く、初心者でも段階的に学びやすい」と語っています。

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 全日本学生大会では、始めて間もない中で日本武道館の舞台に立ちました。強い照明と独特の空気に「緊張で頭が真っ白になった」と振り返りますが、その経験が転機となりました。「どんな状況でも体が動くように」と練習を重ね、感覚を身体に染み込ませていきました。主将としては当初「自分が引っ張らなければ」と背負い込み空回りしました。しかし後輩の増加を機に意識は変化。「一人で抱えず、横に並んで支える形」に転じました。練習中にはあえて場を和ませる役も担い、雰囲気づくりに注力したといいます。

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 主将として掲げたのは「強さと楽しさの両立」。厳しさだけに偏らず、良好な関係性の中で結果を追求するその姿勢は、東海学生大会での好成績にも結実しました。「まだ試行錯誤の途中」と語りながらも、チームは確かな前進を続けています。

【文・構成】総合政策学部3年 大場雄斗 / 総合政策学部3年 日比野彩香