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フィギュア同期の3人を対談形式でインタビュー!

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 今回は、スケート部に所属する松生理乃(まついけ・りの)選手、河辺愛菜(かわべ・まな)選手、横井きな結(よこい・きなゆ)選手に対談形式でインタビューを行いました。いずれもスポーツ科学部3年の同級生である3人の素顔に迫ります。



〇今シーズンの振り返り

松生:世界や日本のトップ選手との差を感じたシーズンでした。インカレは同期3人で出ることができてすごく嬉しかったです。ミスもあったんですけど、悔しいながらも成績をしっかり残せたことはよかったなと思います。

河辺:1年間、練習を通して成長を感じたシーズンだったんですけど、その成果を試合で出せないもどかしさを感じました。結果だけ見ると悔しいシーズンだったんですけど、インカレでトリプルアクセルを成功させることもできましたし、成長につながる1年になっていると思います。

横井:一昨年のけがが完治していない状態からスタートしたシーズンだったんですけど、焦らず戻していくことができて、試合でもベストパフォーマンスが形になってきたと思います。試合に向けてのモチベーションだったり、課題に対しての向き合い方だったりというものが改善できるようになってきたんですけど、ここぞというときに自分の弱い部分が出てしまったので、来季に活かしていきたいと思います。

〇今シーズン、最も記憶に残った試合やイベントなどは?

松生:私は、グランプリシリーズ中国杯が一番記憶に残ってます。結果はあまり良くなかったんですけど、演技自体はいいものだったと思ってて。その試合にはトップの選手たちがたくさん出ていて、自分に足りないものを改めて感じました。悔しい気持ちは大きかったんですけど、自分にとってプラスになるというか、経験すべきものだったんじゃないかなと思います。

河辺:東日本選手権が自分の中で一番調子のいい状態で、絶対に優勝する自信があったくらいの勢いで臨みました。ショートプログラム(SP)よりもフリースケーティング(FS)のほうが自信はあったんですけど、そこで失敗してしまって。その後の国際大会を目指して東日本選手権に挑んでいたので、そこで今シーズンの目標が全部途切れてしまって、すごく悔しいというか。全てのやる気がいったん切れてしまったくらいの結果だったんですけど、それがあったから全日本選手権でトリプルアクセルをやってやろうという気持ちになりました。そこから練習をしてインカレで跳べたので、東日本選手権があったから切り替えられたというか、いい意味で吹っ切れたポイントになった試合だったなと思います。

横井:9月の中部ブロック(中部フィギュアスケート選手権大会)が印象に残っています。けがからやっと復帰できたというか、最後のジャンプ以外はすべて決めることができたので、ここからがスタートだなという実感ができました。3位で表彰台に乗れたことも、自分にとっては本当にここからだなという感じで。良かった試合のイメージってすごく残っているので、そのイメージのまま来シーズンにいけたらなと思っています。

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松生選手

〇それぞれ尊敬するところ、好きなところは?

3人:(考え込む)

横井:あれ!?笑

松生:2人ともとても芯が強いと思ってて、どんな状況であれ自分ができることは絶対にやり通すし、練習に向き合う姿勢がいつも私のお手本になっています。競技以外の部分でも、落ち込んでるときに話を聞いて支えてくれる2人なので......なくてはならない存在です!笑

河辺:(松生)理乃ちゃんは自分にない繊細さというか、自分とは真逆だと感じるので、理乃ちゃんのスケートが大好きだし上手だなと思います。きんきん(横井選手)は「全力!」みたいな笑

横井:褒めてる!? 大丈夫!?笑

河辺:自分はその時のメンタルが演技に表れてしまうことがあって。見ていてわかるくらい慎重になってしまうときがあるんですけど、きんきんはそれを全然感じなくて、もしメンタルがブレていたとしても、表現に出ないところはすごいなと思います。

横井:理乃ちゃんは競技もそれ以外の面でも、同じことを一定に継続してできるところをとても尊敬しています。例えば海外の選手と話せるように英語の勉強をするとか、競技以外のことも頑張っているので、トップ選手に共通することなのかなと思っています。(河辺)愛菜ちゃんはスケートに対する強い気持ちが絶対になくならなくて、練習からもそれが伝わってきます。私も強い気持ちは持っているんですけど、途中でモチベーションが下がってしまうこともあって、そういった気持ちを維持することの大変さもわかるので、愛菜ちゃんのいいところだなと思います。

菜ちゃんのいいところだなと思います。

----本当に一番いい形のチーム。

横井:ですよね!いいチームなんです。

松生河辺:いいチーム!笑


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〇来季の主将は誰になりそう?

----せーので指差ししてみましょうか。せーの!

松生河辺:(横井選手を指さす)

3人:爆笑

河辺:ですよね。笑

横井:さっき、「しっかり者が理乃ちゃん」で一致してたじゃん!

河辺:主将ってなると。

松生:引っ張っていくリーダーとなるとね。

横井:私、学級委員長みたいなリーダーをやったことがないんですよ。

河辺:雰囲気の作り方を知ってるからね。

松生:みんなから好かれるし、自分が気になっている人に声を掛けに行けるし、ちゃんと全員のことをまとめてくれそう。

河辺:他大学の選手との交流も深いし。そことも話せるの!?みたいな。

松生:そうそう!友達めっちゃ多い!

----コミュニケーション能力ってあればあるだけ良いですよね。

横井:それは周りからも言ってもらえるので、ありがたいです。人と関わることがすごく好きで、年齢も関係なくいろいろな人と接することも好きなので、いいふうに思ってくれているのは嬉しいです。



〇来年に向けてのオフシーズンの過ごし方は?

松生:学生最後のシーズンとなり、競技を続けるにしても引退するにしても区切りのシーズンになるので、やりきったなと思えるようにしたいです。シーズンが終わった後に後悔がないようにしたいので、練習なども見直さないといけないのかなと思います。また、将来どんな仕事をしたいかを考えるようになりました。競技とともに培った言語能力があることは大きいことだと思うので、役に立つのかなと思います。

河辺:区切りのシーズンにはなると思うので、自分のずっとやりたかった曲を使おうと思っています。引退までに絶対に使うと小さい頃から決めていた曲があって、それをやるのがすごく楽しみなシーズンです。全日本(選手権)でSPもFSも最高の演技をして、自分の代表作のようなものを作れるシーズンにしたいです。プライベートはあまり決まってなくて、本当にスケートに打ち込みたいっていう気持ちしかないです。でも、3月に今シーズンが終わったら、4月に嵐のラストツアーっていう大一番のイベントがあるので、プライベートはそこにかけてます!

横井:私はスケートに全力投球できるシーズンにしたいと思っています。今まで出せなかった力を出せるようにできたらいいなと思っていて、周りの方々に「こんな力を持っていたんだ」と思ってもらえるような成績を残したいです。今まで積み上げてきたものをすべて出し切ることを目標に、来シーズンをベストな状態で迎えられるようにオフシーズンを頑張っていきたいです。プライベートでは、大学で出会った友達とのつながりを大事にしてご飯とか行けたらいいなと思います。

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河辺選手

〇試合前に必ず行うルーティンは?

松生:お姉ちゃんが作ってくれたお守りがあって。お守りが入っているポーチを握って目

を閉じて、深呼吸してから行くっていうのは、絶対に試合前に毎回やっています。

河辺:①絶対に嵐の曲を聴いて、②ほっぺを叩いて、③リンクに入る前まで絶対にイヤホンをしているんです。④それでピアスを触る、っていうのをたぶん毎回やってると思います。

----そのとき聴く曲は決まっているんですか?

河辺:プレイリストがあります。試合前に聴きたい嵐の曲のプレイリストがあって、それに加えてそのときハマっている音楽を両方聴きます。

松生:私もあるな、「試合」って書いたプレイリスト。絶対に BTS は入ってる。

横井:私は自分の演技前、名前をコールされてからほっぺをつねることをやってます。なんでやるようになったかは覚えていないんですけど、たぶん当時明るい曲をやっていて。表情が結構大事な曲だったので、絶対に笑顔を作らないといけないっていけなくて、表情が硬くならないように柔らかくしてから笑顔を作るように意識していました。それをどの試合でも必ずやることをルーティンにしてます。姉が先生にほっぺをつねって、おでこを叩いてから送り出してもらうみたいなルーティンもあったんですけど、私の場合は、自分でやれば好きなだけつねれるので。笑

松生:そんな強く?笑

横井:本当に表情から緊張が出てしまうので、「なんかめっちゃ痛いな」って思うくらい緩めないと思いきりいけないので、自分で毎回やってます。

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横井選手(自身のルーティンを再現してもらいました!

〇【番外編】それぞれが見て、お互いの好きなプログラムは?

----思いついた人からいきましょう。

3人:(熟考、3人でプログラムを遡る)

横井:多いもんね。

河辺:理乃ちゃんのは決まってる。

横井:私も理乃ちゃんのは決まった。

松生:えーなんで!?

河辺:理乃ちゃんは「Nella Fantasia(2022-2023~2023-2024・FS)」一択。

松生:私もめっちゃ好きだもんな、あれ。

横井:私も。笑

松生:横井選手は「雨に唄えば(2019-2020・SP)」が結構好きで。

横井:あー!懐かしい。

松生:パっと浮かんだのがそれでした。使ってる人はほかにもいるけど、「雨に唄えば」を聴いて思い浮かぶのはきんきんだから、相当ハマってたんだろうなって。衣装も込みで好きだったな。ゆは菜ちゃん(横井選手の姉)のだけど、めっちゃ合ってた。

横井:意外と合ってたよね。

松生:傘を持つ振り付けがめっちゃかわいくて好きでした。

河辺:きんきんの代名詞といえば「ビートルデュース(2015-2016・FS)」なんですよ

ね。小さいころずーっと聞いてたから、それのイメージしかない。

横井:私は小さい頃、ずっと愛菜ちゃんと一緒に練習していたので、「白鳥」のイメージがあって。愛菜ちゃんは綺麗な曲もできるので、すごいなと思って見てました。あと、

「Paint It Black(2024-2025・FP)」も好きで。

松生:あれめっちゃ好き!

横井:シーズンを通してどの試合も印象に残ってて、力強さに加えて勢いもあって、かっこいいプログラムに仕上がっていたなって思います。あともうひとついいですか?笑

松生:スケートオタクが出てます。笑

横井:Lick it(『Haunted』、2023-2024・SP)だっけ?

河辺:あの青い衣装のやつ?

横井:あれもすごく好きで。愛菜ちゃんはあまり他の人と同じような曲を使わないと思っていて、それがすごくいいところで。低音ボイス系の曲だったんですけど、聞いたときにすごくハマっていて。私的にステップの特徴的な振り付けとかがすごく好きで、印象に残っています。

松生:ビリー・アイリッシュ(メドレー、2023-2024・SP)もよかった。みんなで愛菜ちゃんのステップ覚えたんですよ。たぶんまだ覚えてる。

横井:やってたね。

松生:愛菜ちゃんは「グリンチ(映画『グリンチ』より『You're a Mean One, Mr.
Grinch』、2019-2020・SP)」と、「Miracle(2020-2021~2021-2022・FS)」もめっちゃ好きで。でも「ブラック・スワン(2019-2020・FS)」もめっちゃいいよね。どの曲も愛菜ちゃんの持ってるパワーや魅力が全部いい方向に出ていて圧倒される。「Miracle」は綺麗なところもあって大人っぽい感じも大好きです。

河辺:めっちゃ語ってくれる。笑

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 対談は終始和やかな雰囲気で、3人の仲の良さがひしひしと伝わってきました。中京大学生として残り1シーズン、全力で応援しましょう!

  • 文・取材:青木晟(総合政策学部4年)
  • 写真:学生広報スタッフ「ライト」