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白と黒の世界で伝統を繋ぐ 書道部部長・木村茜寧さんが筆に込める覚悟

2025年12月初旬、書道部第62代目の部長として選出されたのは、文学部言語表現学科2年生の木村茜寧さん。普段、木村さんは雅号「紫葉」として活動されており、古代中国で生まれた漢字の書体のひとつである「隷書体」を特に好んで作品制作を行われているそうです。「隷書体」とは、紙幣や印鑑などに用いられている書体です。
今回学生広報スタッフ「ライト」は、木村さんに単独インタビューを実施しました。部活動やパーソナルを深堀するなかで見えてきたのは、木村さんの人生における「書道」の比重の大きさでした。
小学4年生の頃から書道を始めたという木村さん。それ以降、書道をずっと続けていたようですが、通っていた書道教室が無くなってしまうというハプニングが起こり、高校1年生で活動を一旦辞められてしまったようです。しかし、大学入学後、書道部があったと知り、迷わず入部を決めたとのこと。同じ書道教室に通っていた友人が辞めていく中でも、書道を続けていたこともお話して下さいました。最初は流れで書道を始めたとのご様子でしたが、その中でも書道教室に通い続ける根気のよさや、迷わずに部活を選んだという点から木村さんの「書道愛」の深さが伝わってきました。
また、普段着用する洋服に関して、墨で汚れてしまうため、極力黒い服を選んでいるとのことです。実際に取材した日も、アウターの下は黒色の服でまとめられていました。日常生活の軸が書道にある、という木村さんの書道に対する思いが感じられました。

他にも、木村さんのプライベートについてお聞きしました。好きな食べ物を尋ねると、「枝豆」との回答。昔から食卓に枝豆が出ることが多く、気づいたらハマっていたそうです。最近はお酒のおつまみとしてもよく食べるとのこと。書道に対する和のイメージから派生して、好きな和菓子について伺うと、「最中」との回答が得られました。
最後に、部長としての今後の展望について伺いました。「新入部員を増やしたい」「中京大学書道部の知名度を上げていきたい」「地域との交流を増やしたい」と、木村さんは前向きに語ります。「新入生が入ってきたら、自分たちの代が教えないといけない。だから、自分だけじゃなくて、後輩の字のことも気にして活動していきたい」という、部長としての強い覚悟が見られました。
20歳という人生の節目を迎え、部長という重役も任された木村さん。彼女個人の活躍はもちろんのこと、書道部の今後の活動にも目が離せません。
取材 学生広報スタッフ「ライト」
- 文:文学部3年 糟谷美羽
- 写真:経済学部4年 梶川博司