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徳島の阿波踊り 交換留学生が初参加 本学関係者も熱演

徳島県の阿波踊りが8月13日に開催され、本学関係者12人が参加しました。参加したのは、ダンス部員3人、留学生1人、通訳担当学生1人、校友会役員7人です。現地では徳島県支部の卒業生と合流し、交流を深めました。この阿波踊りに学生が参加するのは、新型コロナウイルスの影響による中断を経て、7年ぶりとなります。さらに、交換留学生が参加したのは初めてです。
徳島県支部は、1997年より「中京大学連」として毎年阿波踊りに参加し、恒例行事となっています。徳島県支部校友会のオリジナル浴衣や提灯、うちわを揃えて、毎年参加者全員で踊りを披露しています。
参加したダンス部員
(写真左から)前田静玖さん(スポーツ科学部1年)、水野蒼唯さん(スポーツ科学部1年)、豊浦紗羽さん(スポーツ科学部1年)、
参加した留学生と通訳担当の学生
(写真左から)モア・レイラ・ムウンさん(交換留学生・カリフォルニア州立大学チコ校)、吉原采紀さん(心理学部2年)
(左)参加した学生と八千代連の踊り手、(右)桟敷前で提灯を持つ中京大学校友会
今年で創立60年を迎える伝統ある「八千代連」に本学参加者が加わり、桟敷前で計3回踊りを披露しました。沿道に設けられた観客席からは、太鼓や笛の音に合わせた華やかな踊りが間近で楽しめます。八千代連は「心はアマ、踊りはプロ」を合言葉に、男踊りは豪快に、女踊りはしなやかに踊り分け、八千代の音色とともに地域の郷土芸能を守り続けています。
提灯の灯りが夜空を彩る中、当日は国内外から多くの観光客が訪れ、前掛けのように太鼓を背負った男性たちの迫力ある演奏が響き渡り、町全体が踊りの熱気に包まれました。
踊りの合間には八千代連による本格的な演舞も披露され、統制の取れた動きや見事な足さばきに観光客らは感銘を受けました。その際、八千代連のメンバーから「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損」という言葉がかけられ、会場全体がさらに盛り上がりました。
参加者らは「手を上げ続ける動作や中腰の姿勢が思った以上に大変だった」と話しました。
阿波おどりは400年以上の歴史を持ち、徳島藩祖・蜂須賀家政による築城祝いを起源とする説や、鎌倉時代の念仏踊りに由来する説が伝わっています。今年も多くの人々が熱気の渦に飛び込み、夏の夜を彩りました。
▶関連サイト
https://www.awaodorimirai.com/
https://www.tkenkyo.jp/team.php
企画・制作 学生広報スタッフ「ライト」
- 文・写真:吉原采紀(心理学部2年)