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陸上競技部、日本インカレ激闘の4日間に注目

 2025年度、第94回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)が、6月5日から8日に岡山県のJFE晴れの国スタジアム(岡山県総合グラウンド陸上競技場) で開催され、全国の大学が集まり、熱い戦いが繰り広げられました。本学の陸上競技部からも68名の選手が出場しました。

 1日目、大会の幕切りとなった男子100ⅿ予選に、東海インカレにてワンツーで表彰台を飾った主将の山田晃佑選手と尾澤侑真選手(共にスポーツ科学部4年)が出場。山田選手が10.44、尾澤選手が10.68のタイムで準決勝へコマを進め、中京大を活気づける堂々のスタートを見せました。

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 山田晃佑選手(スポーツ科学部4年)

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 尾澤侑真選手(スポーツ科学部4年)

 女子100ⅿでは、東海インカレ4×100ⅿリレーにて大会新記録を打ち立てたメンバーでもある前田紗希選手と森下愛梨選手(共にスポーツ科学部3年)が個人でも活躍を見せ、予選から上位勢が12.00秒を切るハイレベルな戦いを制して準決勝進出を決めました。

 さらにフィールド種目では、やり投げ男子で竹村蒼汰選手(スポーツ科学部4年)が72ⅿ68の記録で準優勝、やり投げ女子では櫻井希美選手(スポーツ科学部2年)が51ⅿ58で7位入賞となり、今大会中京大最初の表彰台となりました。

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 竹村蒼汰選手(スポーツ科学部4年)

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 櫻井希美選手(スポーツ科学部2年)

 そして2日目。注目はフィールド種目。ハンマー投げ女子中嶋日向子選手(スポーツ科学研究科M2)が60ⅿ45で4位入賞、さらにハンマー投げ男子の山川滉心選手(スポーツ科学研究科M2)が66ⅿ97㎝で3位表彰台が確定し2日間続けてフィールド種目での表彰台となりました。

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 山川滉心選手(スポーツ科学研究科2年)

 この日トラック種目では女子400ⅿHに出場した和佐田真広選手(文学部3年)が1:01.22で組2着となり予選を通過。準決勝では59.14のタイムで組5着となりました。

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 和佐田真広選手(文学部3年)

 3日目、男子200ⅿ横山大空選手(スポーツ科学部4年)、男子800ⅿにて水野瑛人選手(スポーツ科学部2年)、さらに女子800ⅿ北村はる選手(スポーツ科学部3年)が予選を通過し準決勝へ。800ⅿの準決勝は同日に行われ、女子では北村選手がラスト一周でトップ集団に食らいつくも組6着。男子では水野選手が冷静な位置取りと判断で残り300ⅿから一気に追い上げ、ラスト100ⅿの怒涛のスパートで3組2着となり決勝に進みました。

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 水野瑛人選手(スポーツ科学部2年)

 4日目、男子200ⅿにて横山選手が準決勝を組2着で通過すると、同日の決勝では20.96のタイムで走りぬき、見事3位に輝きました。男子800ⅿでは前日冷静なレース展開を魅せた水野選手が1:48.76のタイムで7位入賞、さらにフィールド種目でも女子棒高跳び須崎心優選手(スポーツ科学部4年)が3ⅿ80を飛んで7位に入賞、男子走高跳びの岡松大那選手(スポーツ科学部3年)が2ⅿ15を飛び3位、表彰台となりました。

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 横山大空選手(スポーツ科学部4年)

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 岡松大那選手(スポーツ科学部3年)

 さらに、2日間かけて行われていた男子10種競技では谷崎光選手(スポーツ科学部3年)が7位に入賞。女子7種競技では片野板唯月選手(スポーツ科学部3年)が4位、谷青夏選手(スポーツ科学部3年)が6位、金子美月選手(スポーツ科学部1年)が7位となり出場した全選手そろっての入賞となりました。

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 日本学生陸上競技選手権は期間内での各種目標準記録の突破、もしくは地区インカレでの優勝など、出場するために厳しい基準が設けられています。これらを突破し出場する選手の緊張やプレッシャーは私たちには計り知れません。これらを乗り越え、さらに高い舞台で戦い続ける選手たちを今後も応援よろしくお願いいたします。

企画・制作 学生広報スタッフ「ライト」

  • 文: 岡田美虹(スポーツ科学部3年)