中京大学では、地球環境の保全や温暖化防止のため、エコキャンパスづくりを進めています。2008年に省エネルギー推進委員会を立ち上げ、学内の省エネルギーに関する啓発活動や具体的な数値目標「エネルギー使用量（前年度比）１年で１％削減」を掲げることにより、継続的な省エネルギー対策を推進しています。

　毎年「省エネ・環境活動報告」を発行し、①エネルギー使用量削減、②緑化・省資源・廃棄物、③環境教育啓発活動、④管理関係の４項目ごとに具体的な取り組みを明示するなど、エネルギー使用量を見える化しています。

　さらに、本学のエネルギー使用状況のホームページ上での公開や、省エネ啓発ポスターを掲示して、教職員だけでなく学生に対しても広く啓発活動を行っています。その成果として豊田キャンパスでは、エコサークルメンバーが結成され、メンバーによる省エネパトロールを実施、のぼり旗や横断幕を利用したエコサークル以外の学生に対する省エネ啓発活動も定期的に行っています。

　施設面における今年度の取り組みとしては、名古屋キャンパスでは、２号館と５号館および９号館トイレ照明器具のLED化工事、５号館講義室の窓ガラスへ断熱フィルムを貼付。豊田キャンパスでは、10号館図書館および構内街路灯のLED化工事を実施するといった取り組みを行っています。そして、次年度以降も照明器具のLED化工事および室内環境維持のための高断熱化対策を継続的に実施し、エコキャンパスづくりを推進していきます。

2021省エネ・環境活動報告.pdf