概要：

中京大学経済研究所特別セミナー「Chukyo-Kyoto International Conference on International Trade and Macroeconomic Dynamics」が中京大学経済研究所と京都大学経済研究所の共催で開催された。会議は11月18日から20日の3日間におよび、名古屋都市センター・ANAホテルグランコートにて行われた。
京都大学経済研究所の矢野誠所長と中京大学経済研究所の釜田公良所長による開会の辞に始まり、Eric Bond教授（Vanderbilt大学）、Wilfred Ethier教授 (Pennsylvania大学)、Ronald Jones教授（Rochester大学）ら海外からのゲストスピーカーの報告に加え、国内からのゲストによる報告、中京大学からは近藤健児教授、古川雄一准教授による報告が行われた。
　この会議は、Jones教授の80歳記念カンファレンスも兼ねており、多くのJones教授の薫陶を受けた経済学者の参加があり、中京大学経済学部のスタッフも含めて活発な議論、有益な研究交流が行われた。特に、大山道広教授（慶應義塾大学）の司会の下で行われたJones 教授の講演は多くの示唆に富んだ興味深い内容で、講演後には50名を超える参加者による活発な意見交換が見られた。 　 カンファレンスは、古川雄一准教授（中京大学）による閉会の辞により幕を閉じた。

（経済学部准教授　古川雄一）