第2回 シンポジウム
中京大学社会科学研究所台湾史研究20周年記念
2002年 第2回国際シンポジウム
台湾の近代と日本
日時:2002年10月26日(土)~27日(日) 10時00分~18時00分
会場:中京大学ヤマテホール
主催:中京大学社会科学研究所
後援:交流協会 / 台北駐日経済文化代表処 / 日本財団
第1日目 (10月26日 9時30分~18時30分) | ||
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挨拶 | 中京大学学長 小川 英次氏 | |
挨拶 | 中京大学社会科学研究所長 安村 仁志氏 | |
来賓挨拶 | 国立台湾師範学教授 呉 文星氏 | |
来賓挨拶 | 交流協会理事長 後藤 利雄氏 | |
来賓挨拶 | 台北駐日経済文化代表処駐日代表 羅 福全氏 | |
基調報告1 日本における台湾史研究の現状と課題 | 中京大学教授 檜山 幸夫氏 | |
基調報告2 台湾史研究の現状と課題 | 中央研究院台湾史研究所籌備処主任 劉 翠溶氏 | |
パネルディスカッション (12時30分~18時) 国際化時代における史料のデジタル化とネットワーク化 | ||
1 | 台湾における歴史史料の共用と電子情報化の現状 | 行政院文化建設委員会副主任委員 呉 密察氏 |
2 | 公文書 ―アジア歴史資料センターにおける電子情報化の現状― | アジア歴史資料センター資料情報専門官 瀬野 清水氏 |
3 | 公文書の公開と共用化について ―歴代台湾総督及び民政長官関係文書を中心に― | 駿河台大学教授 廣瀬 順皓氏 |
4 | 歴史資料としての記憶 ―台湾史研究とオーラルヒストリーの採集― | 群馬大学助教授 所澤 潤氏 |
5 | 日台交流センターにおける 台湾関係史料情報の提供について | 交流協会日台交流センター 野村 英登氏 |
6 | 台湾総督府文書の目録編纂について | 中京大学社会科学研究所 東山 京子氏 |
7 | 台湾総督府法院文書目録編纂について | 国立台湾大学教授 王 泰升氏 |
8 | 中国・台湾における台湾史関係史料について | 北海道大学助教授 川島 真氏 |
第2日目 (10月27日 9時30分~18時) | ||
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第1セッション | 【戦争下の台湾】 9時30分~11時30分 | |
1 | 海南島占領下の台湾人 | 中央研究院台湾史研究所助研究員 鍾 淑敏氏 |
2 | 戦争下の台湾における「工業化」 | 国立政治大学教授 黄 紹恒氏 |
3 | 戦争下の台湾のメディア統制と言語問題 | 台北師範学院助理教授 何 義麟氏 |
4 | 敗戦と日本人引揚 | 国文学研究資料館史料館助手 加藤 聖文氏 |
第2セッション | 【東アジア世界における日本と台湾】 12時30分~14時30分 | |
1 | 台湾史の歴史叙述の可能性への模索 ―17世紀の台湾を例として― | 中央研究院台湾史研究所副研究員 周 婉窈氏 |
2 | 日本の台湾領有と東アジア海洋世界の再編 | 中京大学専任講師 古川 浩司氏 |
3 | 1905年臨時台湾戸口調査と「内地人」の視線 ―「異種殊俗ノ人類棲息スルコト、 母国ニ視ル能ハサル所ナリ」― | 淡江大学助理教授 富田 哲氏 |
4 | 台湾の忠烈祠と日本の護国神社・靖国神社との比較 | 淡江大学副教授 蔡 錦堂氏 |
第3セッション | 【日本統治下における台湾社会の変容】 14時30分~18時 | (司会) 中京大学教授 檜山 幸夫氏 国立台湾師範大学教授 呉 文星氏 |
1 | 台湾窮民の生活と社会事業 ―台湾における昭和初期社会調査からの一考察― | 中京大学教授 大友 昌子氏 |
2 | 台湾原住民政策と帝国の学知 ―領台前期を中心に― | 愛知教育大学助教授 松田 京子氏 |
3 | 植民地期台湾における仏教の近代化と教育 ―私立台北中学校沿革に着目して― | 宇都宮大学専任講師 松金 公正氏 |
4 | 台湾神社と統治政策 | 石川県立歴史博物館主査 本康 宏史氏 |
5 | 公学校用教科書を通してみた国民意識の形成 | 愛知教育大学教授 中田 敏夫氏 |
総括報告 | 国立台湾師範大学教授 呉 文星氏 |
電子情報化の実演コーナー
アジア歴史資料センターと台湾の中央研究院台湾研究所籌備処で電子情報化されている歴史史料をコンピューターを使って実際に検索等を行う実演コーナーを設けることにしました。
(第2回分はPDF形式でもご覧になれます。)
第2回国際シンポジュームは無事、終了いたしました。
一部、予定変更がありご迷惑をおかけ致しました事、お詫び申し上げます。
ご参加いただけました皆様、ご協力いただきました皆様、深く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
(主催者一同)