総合政策学部×名古屋鉄道株式会社 先入観にとらわれない企業研究を
総合政策学部開講科目「経営学概論(担当:坂田隆文教授)」は10月11日、学生のキャリア形成の支援を目的とした「キャリア教育共創プログラム※」の一環として、名古屋鉄道株式会社人事部の安部川優美さんを講師に招き、特別講義が行われました。同講義を受講しているのが1年次であり、キャリア形成の基本となる「社会で働くとはどういうことか」「就職活動のために1年次の今から準備できること」といった内容からスタートしました。
講師を務めた名古屋鉄道株式会社人事部・安倍川優美さん
安部川さんからは、人事担当者として目に留まるエントリーシートの特徴や、面接では第一印象がとても大切なこと、最初から志望業界を絞りすぎないことなど就職活動の具体的なアドバイスに加え、自身の職歴やライフステージに伴うキャリア形成の体験談についても話し、学生たちは熱心に聞き入っていました。
さらに安部川さんは、鉄道業界のなかでも大手私鉄である名古屋鉄道ならではの魅力として「地域のために、という視点で仕事ができること」と話し、リトルワールドなどのレジャー施設やホテル事業など、多彩な名鉄グループの事業についても紹介。学生たちはその幅広さに驚いた様子で、先入観にとらわれず業界や企業研究をする大切さを実感した様子でした。
※キャリア教育共創プログラム
産学共創によるキャリア教育(人材育成)の実践策として、中部経済連合会と連携し、企業から大学の講義へ講師派遣等を行うプログラム。