文献・資料の探し方

調べたいことがあった時、どのようなツール(道具)を使えばいいか。研究・学習に必要な資料を探すには、どうすればいいか。その際、役立つ資料やサイトをいくつかピックアップしました。
文献・資料を入手するための流れも紹介しています。これが資料を探索する全てではありませんが、参考に探してみてください。また、カウンターにも気軽にご相談ください。

レポート、論文を書くときの文献・情報の探し方

書きたいテーマに関連する文献、情報へのアプローチの仕方について紹介します。

論文のテーマを決める

そのテーマに関してどのような観点、切り口があるのか明確にする。

調査対象の基本情報と背景情報を調べる

参考図書を利用して、基本情報などを理解する

関連主題を扱った図書がないか調べる

自館OPAC、WebCat Plus、NDL-OPAC、目録、書誌等を使って調べる。

関連主題を扱った雑誌論文、雑誌記事を探す

データベース等のオンラインツール、雑誌記事索引を使って探索する。

インターネットで情報探索

サーチエンジンを活用し、関連情報を探す。
(インターネットで得た情報は、信頼できるものか確認する必要がある)

資料の評価

集めた資料の学術的な信頼性を自分なりに評価する。

典拠の記述

引用した資料を、注や参考文献という形で「典拠」を示す。

図書資料の探し方

図書を探すのに役立つ資料やサイトをいくつか紹介いたします。

出版されている本を探す
本を探すのに役立つ資料
  • 「出版年鑑+日本書籍総目録CD-ROM」
    1年間で刊行された市販図書を探すことができる。1950年の分からの市販本を各年で調べることができる。2002年より「出版年鑑」と「日本書籍総目録CD-ROM」が合体した形で刊行されている。
  • 「BOOK PAGE 本の年鑑」
    前年の市販新刊図書を収録したもの。簡単な内容紹介や目次も掲載されている。
本を探すのに役立つサイト

「Books」(http://www.books.or.jp/
国内で発行され、現在入手可能な書籍を収録する書籍検索サイトです。

国外の本を探すのに役立つ資料
  • 「Books in Print」
    米国で出版され、現在入手可能な図書を収録した図書目録。
  • 「British Books in Print」
    イギリスから出されている流通図書目録。英国で出版されたものだけではなく、英語で印刷された全世界の図書も採録している。
国外の本を探すのに役立つサイト

「Amazon」
(http://www.amazon.com/exec/obidos/subst/home/home.html/103-8013798-1075046)

参考図書を探す

参考図書とは、調べるための本のことです。
例えば辞典、事典、用語集、年鑑、統計集、図書の目録、図鑑などです。

  • 「日本の参考図書」
    日本国内で出版された明治以降から平成8年までの「参考図書」を対象に、解説付きで紹介している。これ以降の参考図書については「日本の参考図書 四季版」がある。
  • 「年刊 参考図書解説目録」
    毎年出される参考図書を、網羅的に収集し解説している。
  • 「年鑑・白書全情報」
    年鑑、白書、年報、調査報告書などを、ジャンル別に収録している。
  • 「辞書・事典全情報」
    国内で刊行された辞書、事典、用語集、百科事典などを収録している。
  • 「辞典・事典総合目録」
    辞典、事典、便覧、ハンドブックを、あらゆる分野から収録している。文献リスト形式で、内容解説は無いが、網羅性は高い。
国書・漢書を探す

江戸末期までの旧書や、中国の書物を探す場合の、代表的な資料を挙げています。

  • 「国書総目録」
    国初から慶応3年(1867)までに日本人が著編撰訳した和漢洋書籍の総合目録。
  • 「国史大辞典」
    日本歴史の全領域を網羅、さらに民俗学・国語学・国文学など、隣接諸分野も収録されている歴史辞典。主要な典籍・古文書・記録が多数記載されているので、古い和書の資料探しにも有効。
  • 「大漢和辞典」
    語彙52万語に及ぶ大漢和辞典。漢籍本が多数収録されているので、読みの調べ方等、簡単なことは最初にこの文献を使うとよい。
  • 「新釈漢文大系」
    中国の漢文の注釈書で、解説、本文、和訓、通釈、語釈が載っている。
  • 「中国学芸大事典」
    漢籍(中国の旧書)調査をはじめ現代書の解題書の基本といえる事典。
全集・叢書を探す

詩歌やマイナーな文学作品の場合、単行本で出版されていないことが多く、全集・撰集・叢書で探すことが必要となる。以下に挙げている資料で、目的とする作品が、何の全集類に収録されているかを調べることができます。

  • 「全集・叢書細目総覧」
    古典編&索引編、古典編・続
    幕末までに日本人の手によって書かれた国書で明治以降から昭和60年の間に刊行された全集・叢書の内容細目を集めた目録。どの作品がどの全集・叢書に収められているかが知ることができる。
  • 「現代日本文学綜覧シリーズ」
    現代日本文学関係の全集104種3200冊を対象とする索引。全集名、作品名、作家名からも引くことができ、また詩歌、児童文学、戯曲・シナリオの全集も調べることができる。文学の全集調査に欠かすことができないツール。
  • 「世界文学綜覧シリーズ」
    上記と姉妹編。
官公庁図書・資料を探す

灰色文献とも呼ばれるこの種の資料は手に入りにくいが、政府が新しく発表する資料の多くは、各省庁が開設しているホームページを通して、入手することができるので、上手に活用したい。ここでは主要な基本文献とサイトを挙げています。

  • 「日本全国書誌」
    国や地方公共団体の刊行物、国内刊行の民間出版物は原則として、国立国会図書館に納入することが義務づけられており、納入された資料のリストが「日本全国書誌」。政府刊行物のページをみるとよい。
  • 「政府刊行物等総合目録」
    市販されたものを対象にしたもっともポピュラーな目録といえるもの。出版社図書目録の類で、どういう官公庁図書が出たかが容易に調査することができる。
官公庁図書・資料を探すのに役立つサイト

総理大臣官邸 (http://www.kantei.go.jp/)
官報・白書が閲覧でき、各省庁へのリンクもあるので、便利。

翻訳図書を探す
  • 「翻訳図書目録」
    国内で出版された翻訳図書を分野ごとに収録している。
  • 「全集・合集収載翻訳図書目録シリーズ」
    全集類の形で刊行された翻訳出版物に含まれる様々な分野の著作の中にある翻訳文献を収録している。単行本のみでなく全集・叢書などの中にある翻訳文献も容易に調べられる。

雑誌記事の探し方

自分の必要な論文をより多く、かつ早く探し出すには、論文を探索するためのツールが必要となります。

NICHIGAI-WEB (有料データベース)

1945年以降の一般雑誌から専門誌・大学紀要、海外誌紙まで収録した日本最大規模のデータベース。詳しくは外部データベースを参照してください。

NDL-OPAC雑誌記事索引検索 (無料データベース)

1948年から現在までの記事が検索できる国立国会図書館の雑誌記事の索引データベース。
こちらからご利用いただけます。NDL-OPAC雑誌記事索引検索

大宅壮一文庫雑誌記事索引総目録

週刊誌、一般誌記事など非学術的雑誌記事の調査に不可欠な基本ツール。
記事内容に関連した人名索引(著者索引ではない)がある。

EBSCO (有料データベース)

外国雑誌オンラインデータベースです。数多くの雑誌論文・記事の全文・抄録をインターネットで検索利用でき、検索結果はすべてプリントアウト・ダウンロード・E-mail送信ができます。詳しくは外部データベースを参照してください

新聞記事の探し方

膨大な情報量の中から自分の必要な新聞記事を探し出すのは容易なことではありません。
新聞記事を検索するためのツールをいくつか紹介します。

EL-NET (有料データベース)

国内最大の新聞・雑誌記事原文データベース。1988年以降の約1000万件の記事を提供している。新聞61紙、雑誌約150誌が対象。詳しくは外部データベースを参照ください。

INFOTRAC (有料データベース)

100紙を超える世界の英字新聞を読むことができるデータベースです。1日に閲覧できる新聞は3紙までです。詳しくは外部データベースを参照ください。

各紙新聞縮刷版

各新聞縮刷版の刊行年は、朝日新聞1888年、読売新聞1958年、日本経済新聞1949年、毎日新聞1950年から月単位でまとめられ、索引が付いている。

新聞集成 (明治・大正・昭和)

複数のオリジナル新聞から主要な記事を選択し、原文そのものを掲載し冊子体形式でまとめられたもの。

ニュース事典 (明治・大正・昭和)

当時の全国紙、地方紙からニュースを収集。

萬朝報

明治時代の新聞。CD-ROM版もあり

雑誌新聞総かたろぐ

個々の雑誌、新聞について特徴を解説している。

文献・資料の入手方法

利用したい資料が具体的に決まっている場合、所蔵を調べるにはどのような手段があるか主な流れを紹介します。

中京大学OPACで検索する

所蔵がある場合
所蔵館へ行って利用する(キャンパス間の資料の取寄せもできます)

所蔵がない場合
所蔵している図書館、機関を探す

CiNii Books(全国の大学図書館が検索対象)、公共図書館のHPで検索する

所蔵がある場合

  • 所蔵館へ直接行って利用する
    (大学図書館に所蔵の場合は、利用の際紹介状が必要な場合があります。
  • 文献のコピーを取寄せる(文献複写依頼)
  • 資料を取寄せる(現物貸借依頼)

所蔵がない場合
図書リクエストなど

※所蔵館へ直接行く場合、事前に確認しておいた方がいいこと

  • 単行書を利用希望の時は、その資料が貸出中でないか所蔵館のOPAC等で確認する。
  • 雑誌を利用希望の時は、製本中・欠号・紛失の場合もあるので所蔵館のOPAC等で巻号の確認をする。

キャンパス間での資料の取寄せ(学内相互利用)、他大学・機関から資料・複写物を取寄せる(学外相互利用)、紹介状の発行、図書リクエストについて、詳しくは図書館サービスの各項目を参照してください。