卒業生紹介

外食チェーン様に新たな食の魅力を提案。

卒業生紹介

私は今、こんな仕事をしています

知多市役所の「財政課 兼 資産経営室」という部署で、物品の購入や市有財産の管理に関する業務に取り組んでいます。入職4年目の現在は既存業務に加えて、国からの要請である「公共施設等総合管理計画」の策定業務も担当。これは、長期的な視点を持って、市の施設の更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化するとともに、公共施設やインフラの適切な配置を実現していくための計画。今後の知多市の財政状況を大きく左右するものになります。困難なこともありますが、上司や先輩方にアドバイスをいただける恵まれた環境で、責任とやりがいを感じながら働いています。

中京大学総合政策学部
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就職活動を振り返って

私が知多市職員を志したのは大学3年次の時。プロジェクト研究で地域の観光振興をテーマにした政策提案に取り組んだことをきっかけに、「地元の知多市の活性化に貢献したい」と考えるようになりました
公務員試験では、幅広い知識を問われる一般教養試験と論文、面接試験が行われます。そのため、勉強はマラソンのような長期戦。課外活動も多いプロジェクト研究や部活動との両立は大変でしたが、大学のエクステンションセンターの公務員試験対策講座を利用し、通学や大学での空き時間も有効活用するなどして、コツコツ努力を重ねました。勉強を始めた頃、一番不安を感じていたのは実は面接試験だったのですが、ディスカッションやプレゼンテーションの機会が多い学部の学びを通じて「自分はどんな人間か」「市職員としてどんなことに取り組みたいのか」が明確になり、自信を持って試験本番に臨むことができました。

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これからの私

市職員になって実感するのは、行政の仕事はひとりでできるものではないということ。地域をよりよくしていくために、さまざまな分野の人材が住民の皆様に寄り添い、知識を出し合って職務を遂行しています。そうした、地方公務員として働く上で欠かせない問題解決力やチームワークは、大学時代に学んだ知識と経験が確かな礎になっています
もちろん、「地元の知多市の活性化に貢献したい」という思いは今も、そしてこれからも変わることはありません。いずれは観光まちづくりに携わるのが目標。まだまだ全国区にはなっていない知多市の観光資源をPRし、大好きなこの街をもっと元気にしていきたいと考えています。

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大学時代の思い出

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学業と合気道部の活動に打ち込み、建学の精神の文武両道を身近に感じながら学生生活を送りました。その中で、どんな職業にも生かせる教養や基礎体力、礼儀が養われたことは幸運だったと思います。また、プロジェクト研究の仲間と一緒に学生政策コンペに参加したり、行政の担当者の方にインタビューを行ったりと、総合政策学部生ならではの経験も自分の内面を豊かにしてくれました
大学時代ほど、時間を自分の意思で自由に使える期間はありません。在学生の皆さんにはぜひ、目の前にあるいろいろな出会いやチャンスを大切にし、それらを通じて見つけた夢をつかんでほしいと心から願っています。

※取材は2016年7月実施。

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