竹田昌次 教授

(TAKEDA, Masatsugu)

メッセージ

竹田昌次

自分だけの利害という狭い範囲に自らの関心を閉じ込めることは、短期的にはいい目をするかもしれないが、どうやら自分自身の可能性を摘み取っていくようだ。私が卒業した立命館には、昔、末川博という偉い先生がいて、「未来を信じ、未来に生きる」というフレーズを若者や学生に残されたが、これは僕が耳にした若人向けの最高のメッセージだと思っています。老人は「昔は・・・・だった」と言って過去に生きますが、皆さんは未来に生きてください。未来を信じてください。

プロフィール

研究室 316
オフィスアワー (春)(秋)
火曜日 13時00分~14時30分
金曜日 16時40分~17時40分
担当科目 福祉政策、労働政策、人的資源管理
研究テーマ 労働生活と家族生活の両立を国際的視野から研究
最終学歴 立命館大学大学院 博士課程
所属学会 日本経営学会、労務理論学会、社会政策学会、労働社会学会、北ヨーロッパ学会

担当するプロジェクト研究について

テーマは「少子高齢社会における働き方・暮らし方」について。女性の労働権、男性の家族生活権、若者の自立、そして成人したカップルが子どもを生み育てる権利といった当たり前のことを、どのように実現していくのかを考えていきます。最近、外国人労働にも関心をもちはじめました。

【普段の授業内容】

2年次 今後の学習活動のための基礎力を養成した後、政府の政策文書を中心に検討。働きながら、子どもを生み育てること等について、日本政府はどのように問題を理解し、政策や対策をとっているのかという点の理解を深めていきます。
3年次 「少子高齢社会における働き方・暮らし方」のなかから具体的なテーマを設定して、グループとしての政策提案レポートを作成します。
4年次 プロジェクト研究の集大成として、卒業論文を作成します。

主な研究業績

北欧福祉国家と移民政策(中京大学『総合政策論叢』第8巻、2017年)
母性主義的福祉政策から両立支援政策への転換(中京大学『総合政策論叢』第1巻、2010年)
もう一つ別の国際人的資源管理(明治大学『経営論集』第66巻第2号、2019年)