教員紹介

映像処理・可視化研究室

〜人の動きを捉える映像処理技術〜

メディア工学科 瀧 剛志

ゼミ内容

ゼミの中心テーマは「人の動きを捉える映像処理」。画像処理、CG、プログラミングの基礎技術をマスターし、それらを活用した「自動撮影・記録・編集」、「身体動作分析」、「集団行動解析」といった応用システムの研究開発に取り組んでいます。

共同研究先

日立製作所、リスボン工科大学、中京大学スポーツ科学部

<過去の実績>
名古屋グランパスエイト、日立製作所、Jリーグアカデミー、ゴルフシャフトメーカ、大東文化大学、ナムコ、三菱プレシジョン、キャドセンター、化粧品関連会社
ゼミの歴史
  • 1992年- 情報科学部 長谷川ゼミ発足
  • 1999年- 情報科学部 長谷川・瀧ゼミ
  • 2004年- 生命システム工学部へ異動
  • 2008年- 情報理工学部へ異動
  • 2013年- 工学部メディア工学科へ異動
<ゼミ卒業生>
  • 大学院博士課程5名(博士取得3名)
  • 大学院修士課程27名
  • 学部生:約245名
<主な就職先>
NTT、キヤノン、スクウェア、デンソー、デンソークリエイト、アイシン・エイ・ダブリュ、コニカ・ミノルタ、沖ソフトウェア、中電シーティーアイ、富士通SSL、NECソフトウェア中部、ニデック、興和創薬、シーテック、アルプス技研、日本テクシード、ホーユー、愛知県警、名古屋大学、早稲田大学、中京大学、など(※社名は就職時のもの)

※ゼミの歴史の記載内容は、長谷川純一・瀧ゼミとしての記録です。

研究事例紹介
行動認識のための自動撮影/記録システム
 複数台の旋回型ハイビジョンカメラと録画機器をコンピュータ制御し、人々の行動内容を自動的に撮影・記録するシステムです。1台1台のカメラを個別にパン・チルト・ズーム制御することが可能であるため、比較的広範囲の行動を高精度に記録することができます。さらに、複数台のカメラを協調制御し特定の人物だけを多方向から同時撮影したり、複数の人物を個別のカメラで独立に追従撮影する方法や、行動内容に応じて適切なカメラアングル(撮影方向やズーム率)を自動推定する方法などを開発しています。このようなシステムは、映像制作やセキュリティー分野において重要な基盤技術となり得ます。具体例として、本学アイスアリーナに設置された4台の旋回型カメラを用いてフィギュアスケート選手の演技を全自動追従撮影し、その映像を選手やコーチへフィードバックするといったトレーニング支援システムの開発を進めています。
集団・群衆の行動解析システム
 人間をはじめ多くの生き物が集団の中で活動するとき、一般に相手との間合いや縄張りといった空間的な位置関係が個々の行動を決める大きな要因の一つとなります。このような位置関係と行動内容の関係を分析することによって、その集団の特徴的な行動パターンを明らかにしたり、さらに、集団の行動をシミュレーションすることも可能となります。本研究室では、相手との間合いや縄張りといった空間情報を分析するための手段として、他の誰よりも早く到達可能な範囲を表す「優勢領域」という考え方を提案し、その算出方法を開発しました。これにより、集団行動中の個々の勢力範囲を可視化することができ、時々刻々変化する空間情報を容易に観察することができるようになりました。現在は、この優勢領域の考え方を応用し、サッカーなどのチームスポーツ競技のゲーム分析システムや集団行動のシミュレーションシステムの開発等を進めています。
運動情報の多次元リアルタイム計測システム
 モーションキャプチャ装置、Kinect、フォースプレートなど様々なセンサを用いて、人やモノの動きや状態を同時に、高速に、かつ3次元的に計測するシステムです。これにより、歩く、かがむ、階段を昇るなどの日常動作、顔の表情変化、スポーツ選手の熟練動作を分析し、身体にかかる負担を推定したり、個人特徴を抽出したりする研究を行っています。
運動情報の3次元可視化システム
 身体動作時における筋肉の活動状態や体重移動の様子を可視化するシステムです。ビデオ映像から身体の関節位置を抽出することでコンピュータ内に人体のCGモデルを構築し、筋肉にあたる部位を筋電強度に応じて着色したり、重心移動を表示します。動作のアニメーション表示により、任意の視点から活動状態を観察することができます。
担当科目

メディア技術2(ICTの応用)
プログラミング応用2
映像処理3(Computer Vision)

研究室

豊田キャンパス16号館6階

略歴
■学歴
  • 1994年 中京大学情報科学部情報科学科卒業
  • 1999年 中京大学大学院情報科学研究科博士後期課程了 博士(情報科学)
■職歴
  • 1999年 中京大学情報科学部 助手
  • 2004年 中京大学生命システム工学部 講師
  • 2008年 中京大学情報理工学部 講師
  • 2009年 中京大学情報理工学部 准教授
  • 2013年 中京大学工学部 准教授
  • 2015年    同    教授