教員紹介

人間共生ロボティクス研究室

人と関わり合うロボットの開発およびロボットの研究

機械システム工学科 加納 政芳

自己紹介

 名古屋工業大学の知能情報システム学科で人工知能に関して学んできました.ロボットとの出会いは,多数の企業が共同開発する感性会話ロボット「ifbot」の開発プロジェクトに参加した2002年です.はじめは手伝いでロボットの表情を作成していましたが,そのおもしろさに夢中になってしまい,その後の人生に大きな影響を与えました.

ゼミ紹介
ロボットは人の暮らしの中へ
 みなさんは,ロボットというと,工場などで使われる産業用ロボットを思い浮かべますか?最近は,ソフトバンクのpepperやiRobotのROOMBAなどのように,家庭で使用されることを想定して開発されているロボットが増えてきていますので,こういった次世代ロボットを思い浮かべる人もたくさんいると思います.
次世代ロボットの用途としては,家事を手伝ったり,介護現場で介護者を補助したりすることなどが考えられます.今後,少子化が進む日本では,ロボットが人を助けて働いてくれることが期待されています.

 私の研究室では,次世代ロボットや人工知能に関連する研究を行っています.たとえば,研究テーマとしては次のようなものがあります.

・人に世話されるロボットの開発(図1)
 人がロボットの世話をすることによって,人の心に楽しみやいやしをもたらすことができると考えてロボットを開発しています.2015年1月からスマイビとして販売されています.

(図1)
(図2)

・感性会話ロボットの感情モデルの研究(図2)
 ロボットに感情を創ることで人と心理的な交流ができると考えて研究を進めています.
・オノマトペによるロボットの直感的操作方法の研究(図3)
 ロボットを操作するときに「もう少しサクサク動いてほしいな」などのオノマトペ(擬音語・擬態語)を理解できるロボットを開発しています.

(図3)
(図4)

・学習・進化によるロボットの動作生成の研究(図4)
 人間がプログラムしたり,教えたりしなくても,ロボット自らが考えて行動できるアルゴリズムを開発しています.

学生へのメッセージ
 日々の講義などで学んだ視点から社会を見てみましょう.本当に人々の生活は豊かといえるでしょうか?社会の問題点を探し,次に自分がその問題を解決するためにどのようにかかわれるかを考えてみましょう.このようなプロセスから自分のやりたいことを見つけることができると思います.そして,大学を卒業するときには「自分は大学でこれだけはやった」と言えるような大学生活を送ってください.
URL

http://openweb.chukyo-u.ac.jp/z104123/

担当科目

cプログラミング,Javaプログラミング,機械学習論,コンピュータ・リテラシ

略歴
  • 1999年 名古屋工業大学工学部知能情報システム学科卒業
  • 2001年 名古屋工業大学大学院工学研究科博士前期課程電気情報工学専攻修了
  • 2004年 同大学院博士後期課程修了 博士(工学)
  • 2004年 中京大学生命システム工学部講師(2008年より情報理工学部機械情報工学科)
  • 2010年 京大学情報理工学部機械情報工学科准教授(2013年より工学部機械システム工学科)
  • 2015年 中京大学工学部機械システム工学科教授