教員紹介

実社会に役立つ画像処理研究室

医師を助ける医用画像診断支援システムの開発

情報工学科 目加田 慶人

自己紹介

 「気持ち(だけ)は常に20代の柔らか頭」「あきらめない」をモットーに,研究から遊びにいたるまで全力投球.大学4年生のときから一貫して画像を対象としたコンピュータビジョンとパターン認識に関する研究に取り組み,それらの応用システム開発を行っている.学内のみならず,学外にも工学者や医師の研究仲間が多数いる.趣味は,テニス,スキーと芝生のメンテナンス.

ゼミ研究紹介
医用画像の診断支援システムと車外環境認識に取り組む.研究のキーワードは次の2つ.
●人間の視覚を助ける
大量の医用画像から病気や臓器を検出し,医師の診断に対する負担を軽減するシステムや(図1,2),治療効果があったかどうかを判断するために,同じ患者の時系列画像の各部分を高速かつ精密に対応づける研究がこれにあたる.また,車載カメラで撮影した映像の中から標識や道路路面表示を認識し,安全な運転環境を構築することに取り組んでいる.
●人間の視覚を増強する
交通信号のように普段何気なく見ているものでも,その状況により見えやすさの程度が異なってくる.人間の視覚特性を考慮した画像処理技術によりその見えやすさを測る取り組みや(図3),医用3次元画像のように人間には全体が直接的に観察できないものを見るための可視化技術の開発を行う(図1,2).

 ゼミ活動の基本は,画像処理とパターン認識の基礎技術の習得,研究テーマに沿った先端技術の学習に並行し,新しい方法を教員と一緒に考えることである.外では共同研究先の病院や名古屋大学に出向いて積極的に議論でき,内では自由な研究討論とゼミ内のイベント企画(飲み会,合宿)をこなせる元気な学生さん募集中.

図1
肝臓領域(茶)と肝臓がん(黄)の認識と可視化
図2
肝臓内血管の抽出と可視化
図3
見分けやすい信号灯,点灯色が見分けにくい信号灯の結果例
URL

http://www.st.chukyo-u.ac.jp/z104119/

担当科目

代数学1,画像処理,ライティング/コミュニケーション,パターン情報処理

略歴
  • 1968年 岐阜あたりの生まれ(車中なので正確な場所不明)
  • 1996年 名古屋大学大学院 工学研究科 情報工学専攻.博士(工学)取得.
  • 1996年 宇都宮大学 工学部 情報工学科 助手
  • 2001年 名古屋大学大学院 工学研究科 情報工学専攻 助教授
  • 2003年 名古屋大学大学院 情報科学研究科 メディア科学専攻 助教授
  • 2004年 中京大学 生命システム工学部 身体システム工学科 教授
  • 2008年 中京大学 情報理工学部 情報システム工学科 教授