教員紹介

知的情報工学研究室

マルチメディアオブジェクトモデルの知的応用

情報工学科 濱川 礼

自己紹介

 生来の怠け者のせいか,何かをするべきかと言う時も流されるままに,ま,良いやメンドくさいと思う時も多い.  しかし一方で,『人生一度きり,やるかやらないかと迷った時はやれ!』と別の私の囁きが心に聞こえる時も少なからずある(常々”人生メリハリ”と嘯いているのだが,その極端さが私の売りといえば売りなのかもしれない(えっ?売りでもなんでも無いって(陰の声)?).例えば,海外にいてブラリと街を歩いていてふと見つけた古本屋に入るとしよう.幾つかの本を手に取る.そして...この本はちょっと面白そうだけど,本当に面白いかはじっくりと読んでみないとわからないなぁ,値段はそれなりだしどうしようか...迷ったときに『ここで購入しないともうこの本とは二度と巡りあわないぞ!』と心の中のもう一人の自分が呟く.そして購入.その結果は…大抵の場合は家でゆっくり読むと大したことが無い.でも,それで良いのである.ほんの僅かの場合に,あぁ,買って良かったと思えれば,その他の無駄な買い物をしても構わないのである.それが無ければ数パーセントの幸せな買物に巡り合えないのだから...  さて.やるかやらないか・・・決断して中京大学に来た.その結果はいかに・・・

ゼミ紹介

 大きな軸は「プロジェクト型ソフトウェア開発」.社会に出て一人だけでプログラム開発を行うということは稀である.規模に大小はあれ開発のプロジェクトは複数人より形成され,個々はその中の一員として開発を行い,またある場合は全体の開発の管理,推進を行う.そのために,プログラミングの基礎知識(数百行のプログラム経験.プログラム構造の基本の理解.オブジェクト指向プログラミングの概要.GUIの基本構造など)を理解した上で,プロジェクトを作り共同で一つのシステムを開発していく.その中でシステム開発に必要な要件,機能仕様,品質判定,全体計画,進捗管理,リスクヘッジ等の重要性を学習し,最終的にはシステムを開発するとはどういうことなのか,複数で開発する時に自分が相手に伝えないといけない情報は何なのか?自分が必要とする情報は何なのかを理解していく.このような教育は社会に出てプログラミング開発自身に従事する場合は勿論,そうでなくてもソフトウェア一般に関する業務に従事する場合には広く役に立つと確信している.  開発するシステムは,マルチメディアシステム,検索システム,適応型環境提供(パーソナリゼーション),ネットワーク応用システム,Web応用システム,ゲーム等様々である.各テーマを掘り下げて新しいアイデアを盛り込んでいたシステムを上記のようにプロジェクトとしてのノウハウを理解しながら開発していく. どれもこれも,表面的なことではなく本質的なことを学び,それを自分で理解し自分なりのオリジナリティーのある考え方を身につけていくのがゼミの方針である.

[図1]
Twitterにおける
ツイートの関連性可視化システム
[図2]
写真撮影における構図決定⽀援システム
E-cose

(2013年度卒業研究例、いずれも「情報処理学会 第76回全国大会」で「学生奨励賞」受賞)

担当科目

ウェブ入門,ソフトウェア工学,ソフトウェアデザイン,C++言語1

略歴
  • 1957年 東京生まれ
  • 1977年 東京大学理科Ⅰ類入学
  • 1981年 東京大学工学部計数工学科卒業
  • 1981年 NEC入社
    以降 宮崎台の研究所,田町の本社,府中事業場,芝浦/大崎と転々としながら,UI や,マルチメディア,ネットワーク関係のミドルウェア,応用ソフトウェアの研究・開発に従事.この間,1988年~1989年に米国,George Mason University(GMU) にAI Center客員研究員として機械学習の研究を行った.
  • 2004年 中京大学情報科学部情報科学科助教授.
  • 2007年 中京大学情報理工学部情報システム工学部准教授
  • 2012年 同教授
  • 2013年 中京大学工学部情報工学科教授
        現在に至る.