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世界自閉症啓発デー名古屋に参加

2007年の国連総会においてカタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」として全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが世界各地で行われています。名古屋においても中京大学現代社会学部辻井ゼミ・工学部曽我部ゼミ・心理学部明翫ゼミ・椙山女学園大学堀田あけみゼミの学生がLIUB名古屋実行委員会を立ち上げて、名古屋テレビ塔をブルーにライトアップするイベントを企画・実施しました。
今年は、自閉症の基礎知識ではなく、社会の中で活き活きと生きていくための条件について考えるクイズをゼミで準備しました。今回のクイズのテーマは「インクルージョン」と「合理的配慮」です。私たちの個性は十人十色、その中にハンディのある人がいて当然という前提に立ちます。そして、私たちの個性の違い(ダイバーシティ:多様性)を認め、それぞれの持っている力を最大限に活かし、それら全てを包み込むことでグループ(学級・学校・職場・社会)が発展していくことをダイバーシティ&インクルージョンといいます(森、2018)。グループがうまくいくためには自閉症を含め多様な個性を持った子どもたちの存在を前提に一人一人のニーズに配慮を行いながら協力していくことになります。そこで必要な視点が「合理的配慮」になります。合理的配慮は、個々の場面において、障がいの特性や状態、その場の状態に応じて提供されるものであり、多様性があり、個別性が高いものなので、まずは、障がいのある人一人一人の話をよく聞くことが大切です。本イベントでは、そのような思いから、半年間の準備期間を経て自閉症の正しい知識を学ぶクイズを行いました。

(明翫光宜)

森朋子(2018)大学における「ダイバーシティ&インクルージョン教育」の重要性.東京家政学院大学紀要58,19-27.
石井正子(2018)インクルーシブ教育の進展と合理的配慮―統合からインクルージョンへのパラダイムシフト―学苑・初等教育学科紀要932,2-16.

ゼミのみんなで現地にて

司会を担当して

私は、司会を通じて雰囲気を作り上げることの大変さと、「仲間」の大切さを実感しました。雰囲気を作り上げるには、元気にハキハキとした姿勢を意識して、抑揚をつけ相手に伝わりやすい話し方をすることが必要だと感じました。また、その場での対応も大事ですが事前に準備しておくことが雰囲気を作る上で大切なことだと思いました。事前に準備を行うこと、話すことをある程度考え、しっかりと事前に準備していくことで、急な変更や要望にも物怖じせずに取り組めたと思います。私含め、司会の3人は事前準備を行い、自ら楽しんで司会を行っていたことで、場を盛り上げることができました。しかし、司会の3人だけでは、イベントの成功できたとは思いません。何よりも仲間の存在が大きかったと思います。司会で話をしている時に見れば笑って聞いてくれている仲間、一緒に盛り上げようとしてくれる仲間、終わった後に声を掛けてくれる仲間、優しい顔で見守ってくださる明翫先生、明翫ゼミのこの17人だったから最初から最後までイベントを楽しめたと思います。このイベントでとても濃い経験をさせていただきました。また、司会をさせていただいて感謝しています。ありがとうございました。

(心理学部4年 北山大揮)

私たちは、司会としてクイズの進行だけではなく、自閉症やLIUBについて、自閉症の方との接し方についての説明も至る所に挟みました。時間を余すところなく使うことによって、自分たちなりに自閉症啓発に努めました。
当日は、急遽予定よりも時間を伸ばしてほしいと本番中に知らされ、少し動揺しました。しかし、今まで勉強してきた自閉症についての知識や他の司会の人と連携によって乗りきることができました。予定にはないトークなど、本番中の予定変更にはとても緊張しましたが、伸ばしてほしいと言われた時間まで自然につなぐことができたので、達成感がありました。
このイベントの司会をしたことによって、自閉症についての更なる知識の他に、会場を巻き込むように話す力、言いたいことを的確に伝える力、ゼミの人達との連携、臨機応変な対応など、様々なものを獲得することができ、とても良い経験になりました。

(心理学部4年 中村朱里)

司会進行の様子

クイズを担当して

私たちは自閉症に関するクイズを作成し、イベントでクイズを行いました。テーマを「合理的配慮」として、「幼児~成人の自閉症の方への、一人ひとりに合ったサポートとはどのようなものか」に関して、文献を参考にしながら問題や解説を作成しました。そして、イベント当日はクイズを通して、正しいサポートの仕方について説明を行いました。
私たちはクイズの作成を通して、自閉症の方々は周囲の配慮によって生活しやすくなり、自分らしさや強みを発揮できるということを学び、合理的配慮の大切さに気付かされました。 自閉症は世の中で広まりつつありますが、まだまだ知らない方も多いです。知っていても間違って認識している方もいます。今回クイズには、多くの一般の方々にも参加していただきましたが、参加してくださったみなさんには、自閉症についての正しい知識や、合理的配慮の大切さを理解していただき、身近にいる自閉症の方々へのサポートに繋げてくださると嬉しいです。

(心理学部4年 白崎美由)

クイズの様子
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