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ゼミ紹介

水野ゼミ(発達心理学領域)

水野 里恵 教授

ゼミの概要

 まず、心理学で論文を書くのに必要なスキルとものの考え方について実感するために、各自が興味を持つ心理学の雑誌論文について報告し、皆でディスカッションを行います。この過程を通して認識した、現在自分に欠けているスキルについては、卒業研究に取り掛かる4年次までに各自習得しておくことが求められ ます。次に、乳幼児期・青年期の社会性の発達に関する実証研究を検討し、簡単な調査(行動観察法・質問紙法・面接法など)を行い、順次発表します。ゼミでは、自分が理解していることを他人に分かるように伝えること、自分の意見を説得的に述べること、他人の意見を論評することが求められます。また、現在進行中の実証研究についての情報を得るための英語の能力が必要です。
 2014年現在、研究室では、子どもの気質・性格の発達に関する調査研究を進めています。ゆえに、研究室で実施している実験的観察調査・質問紙調査への参加を通して学んでもらうこともあります。

 初めて出会った人にでも人なつこく接する子どももいますが、恥ずかしがる子どももいます。初めて行った場所でもすぐに馴染んでしまう子どももいますが、臆病になってお母さんから片時も離れようとしない子どももいます。そのような状況で恐れを示す子どもさえいます。こうした「新奇な事物・人物・状況に対して臆するなど行動が抑制する傾向の個人差(行動的抑制傾向)」を測定しています。



 「ワンワンを見たい気持ちを我慢できるか」どうかを観察しています。子どもには、犬の玩具が家から出てくる間玩具を見ないように背を向けて我慢してもらいます。犬の鳴き声が聞こえる中で「見たい気持ちを抑えて、振り向かないで我慢していられるでしょうか。 「運動のコントロールがどのくらいできるのか」を観察しています。「できるだけはやく」、「できるだけゆっくり」など、いろいろな速さで線の上を歩きます。線路の上の歩き方にも子どもによって違いが見られます。
 このように、自分の行動をコントロールする能力の個人差(エフォートフル・コントロール)の測定を行っています。


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