教員紹介

PROFESSORS

プロフィール

亀田 真澄 講師

KAMEDA Masumi

学位博士(文学)
所属言語文化学科
出身校東京大学人文社会系研究科
専門分野ロシア・東欧、メディア文化史
担当科目「映画から学ぶメディア史」、入門ゼミなど
研究室名古屋学舎16号棟(アネックス棟)305号室

自己紹介

奈良県出身です。学部から博士課程までを東京大学で過ごし、クロアチアへの博士課程留学(ザグレブ大学)、東京大学人文社会系研究科助教、アメリカでの研究員としての派遣(マサチューセッツ工科大学)を経て、中京大学に来ました。博士課程まではユーゴスラヴィアとソ連における政治と文化の関係について研究していましたが、アメリカとソ連の比較へと研究地域を移しました。人はどうやって、新しい考えを受け入れるのか、どうやって説得されてしまうのか、ということに興味があります。最近の研究では「共感」に焦点を当てています。共感をすることは無条件にいいことだとされがちですが、誰か一人に共感することによって、他の多くの人々のことが見過ごされることもあります。共感は、ときに危険なくらいに、人を説得してしまうからです。映画・映像を主な研究材料のひとつにしているので、授業でも映像作品をたくさん紹介する予定です。

主な論文・著書

論文

  • Masumi Kameda (2010) Representation of Collective Memory of Communism: Analysis of Grande Narrative and Contemporary Arts in Croatia. History of Communism in Europe 1 (Bucharest: ZetaBooks), pp.105-115.
  • Masumi Kameda (2018) Flight and Joyous Life: American and Soviet Propaganda
in the Interwar Period. Russian Culture under The Sign of Revolution, Vol. 2, pp. 201-216.
  • 亀田真澄「共感の製造-一九三〇年代米ソにおけるライフヒストリー・プロパガンダ」、『思想』2019年11月号、岩波書店、35-47頁。

著書

  • 『国家建設のイコノグラフィー-ソ連とユーゴの五カ年計画プロパガンダ』、成文社、2014年
  • 『アイラブユーゴ』、1〜3巻、社会評論社、2014〜2015年、鈴木健太、百瀬亮司、山崎信一と共著

メッセージ

イギリスの心理学者ウィルフレッド・トロッターは、人間の心をロジック(論理)・プルーフ(通さない性質)な小部屋のようなものだとして「ロジック・プルーフ・コンパートメント」と呼びました。人はどんなことにも自分なりの意見を持っているわけではなく、自分の属するコミュニティで当然のものとされている考えを、そっくりそのまま受け入れがちですし、それを否定されると警戒心を持ってしまうからです。行動範囲が格段に広まる大学生活においては、学内外において、さまざまな事情を抱えた人、異国の文化、自分の慣れ親しんだものとは異なる考え方に出会うことがあると思います。その出会いを大切にすることで、「ロジック・プルーフ」な小部屋から抜け出し、世界にはばたくことができるのではないかと思っています。そのためのお手伝いができたら嬉しいです。

オフィスアワー

木曜3限
事前にアポイントメントを取ってください。

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