教員紹介

PROFESSORS

プロフィール

佐道 明広 教授

SADO Akihiro

学位博士(政治学)(学習院大学)
所属国際学科
出身校東京都立大学大学院 博士課程
研究室名古屋学舎14号館3階325

自己紹介

九州出身。大学院で日本政治外交史を専攻。日本が無謀と思える米英との戦争に至った理由が知りたいと思い、戦前の軍部や外務省を研究しました。大学院博士課程で単位習得後、1988年から外務省が編集協力する外交専門誌の編集に参加することになり、10年ほどジャーナリズムの世界に身を置きました。この間、外務省をはじめとした官僚、新聞記者や出版関係者、様々な研究者などと知り合い、ネットワークを広げることができたのは、現在も私にとって貴重な経験であり財産となっています。1998年に、新しくできた国立の大学院大学である政策研究大学院大学(政策研究院)に助教授として赴任しました。当時、政策情報プロジェクトという、政策形成に関する情報を収集・整理し、活用していく仕事に従事し、その過程で「オーラルヒストリー」プロジェクトに参加しました。オーラルヒストリーは、様々な業績を残した政治家・官僚などに、経歴や仕事内容などをじっくり伺い、記録として残していくプロジェクトで、私は主に外交や防衛問題などを担当しました。こうした仕事も踏まえて、研究対象を戦後の安全保障政策に変更して博士号を取得し、それが私の最初の単著となりました。また、沖縄問題に関心を持ったのも政策研究院時代です。2005年に中京大学総合政策学部が創設されることになり、その準備のために2004年に中京大学に赴任し、2019年度まで総合政策学部で教鞭をとりました。新しくできる国際学部で、これまでの経験を生かして研究と教育に取り組みたいと思っています。

主な論文・著書

論文

  • 2017年 日本の安全保障政策と台湾 中京大学『中京法学 第51巻』第2・3号
  • 2015年 「冷戦終結とPKOへの参加―自衛隊の海外派遣」 『国際問題』(2015年1・2月号、国際問題研究所)
  • 2013年 「南西諸島防衛強化問題の課題―法体制整備・国民保護・自衛隊配備問題を中心に」 『社会科学研究』(中京大学社会科学研究所)
  • 2013年 「現在の中央・地方関係への一考察―沖縄における『自立論』を中心に」 『日本政治史の新地平』(五百旗頭薫・坂本一登編。吉田書店)
  • 2012年 「日本の防衛体制は領土有事に機能するか」 『中央公論』2012年11月号
  • 2009年 「安全保障政策の展開に見る日本外交の基層」 『国際問題』(2009年1・2月号、 国際問題研究所)
  • 2008年 「自衛隊の国際協力活動と戦後防衛体制の再検討」 『国際安全保障第36巻1号』 国際安全保障学会
  • 2008年 「近現代の日本外交と強制力」 『国際政治154号』 日本国際政治学会

著書

  • 2017年『辺野古問題をどう解決するか』(共著)岩波書店
  • 2017年『資料で学ぶ日本政治外交史』(編著) 法律文化社
  • 2016年 The Self-Defense Forces and Postwar Politics in Japan 出版文化産業振興財団
  • 2016年 『自衛隊史』 筑摩新書
  • 2015年 『自衛隊史論-政・官・軍・民の六〇年』 吉川弘文館
  • 2014年 『沖縄現代政治史-「自立」をめぐる攻防』 吉田書店
  • 2012年 『「改革」政治の混迷』 吉川弘文館
  • 2008年 『人物で読む現代日本外交史』(編著) 吉川弘文館
  • 2006年 『戦後政治と自衛隊』 吉川弘文館
  • 2003年 『戦後日本の防衛と政治』 吉川弘文館

メッセージ

中東で混乱が起きれば石油の価格に影響します。台湾海峡で紛争が起きれば日本のシーレーンに影響があります。朝鮮半島が危機になれば、日本人の安全自体に直接影響があります。国際関係は日本人の生活や仕事に大きな影響を及ぼしています。私の授業では、混迷する国際社会で生き残っていくための「政策」を学んでもらいます。それは単なる理論的知識だけではだめです。「政策」は歴史や文化も含めた多様性の中で考えることを知ってもらいたいと思います。

オフィスアワー

春:木曜日16:40~18:00、 秋:木曜日15:00~17:00

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