ブックタイトル中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

れていないように見える。また,3 因子解と4 因子解を比較すると4 因子解には1 つだけ存在率が1 に達しない因子(「感情移入」)が存在するものの,負荷する項目数の安定度も高く,的中率も全体としては3 因子解をわずかに上回っている。表2 に示した5 因子解では,表6 の4 因子解の第2 因子が第3 と第5 の2 つの因子に別れた結果となっているが,表7 ではその2 つの因子の安定性が低いことがわかる。こうしてみると,きわめて安定した結果は得られるものの,内容の多様性という点では劣る2 因子解と比較的安定度の高い4 因子解が尺度構成の基礎となりうると考えられる。他の変数との関係にもとづいて研究を発展させることを考えるに際して,まず4 因子解を採用表7 Resampling の結果の要約82( 82 )