ブックタイトル中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

7 ⑦について検査や補償の不十分さ、不信感(1)検査不十分・「甲状腺検査で数値が高い結果が来ても1~2 年後までの検査まで問題無しと言うが本当に大丈夫なのか。放置しておいてもいいものなのか。」・「甲状腺等の検査を各市町村で行っていますが、常の不安にはかえられないと思います。もっと自宅で簡単に毎日数値をはかったり、甲状腺の様子を頻繁に調べられるものがあればある程度の不安は解消されるのではと思います。小さな子供がいる人はみんな不安だと思うので、その不安をできるだけなくしてほしいと思います。」不信・「昨年11 月に子供の甲状腺エコーを受けましたが、保護者にはエコーの画面はいっさい見せず、エコー画像も1 度も見ていません。結果は「A1」とか「A2」とか記載された書面のみ。全てにおいて不信感でいっぱいです。何を信じれば良いのかわかりません。「A2」判定(福島医大の山下先生から医療機関に断るよう通達を出しています。)でセカンドオピニオン受診希望しても県内のほとんどのhp は断るそうです。福島県民は被ばく者としてデータサンプルにされているとしか思えません。せめて子供達だけでも助けて下さい。」・「先日、甲状腺検査の結果で、A2 と長男が診断され、それはのうほうがあるが大丈夫との事でした。しかし親は、大丈夫だとはとうてい思えません。もう一度検査しようにも、自費で高い医療費を払い、基本的にはしないと言われました。うわさではどの病院も口裏をあわせているとの事。どの情報を信じればいいかわからないのが現状である事を知ってもらいたいです。」1,200 Fukushima Mothers Speak(成元哲・牛島佳代・松谷満) 185( 185 )