ブックタイトル中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

5 ⑤についてリスク対処行動の弊害を防止する外的支援・「東電の賠償金も今回で、終了になります。しかし、これからもずっと、避難をしながら福島県で生活していかなければなりません。お金じゃなくても、なにか、生活しやすい環境を考えてほしいです。」・「避難したくてもできない人に、何の支援もないのはおかしいと思う。」・「東電からの賠償金が2 回で終了するのはおかしい。食材を気にしたり、他の安全な地域へのリフレッシュ、除染などで、費用は各家庭かなり負担になっていると思います。また、高速道路無料化やふくしまっこプロジェクトなども昨年3 月に終了してしまったので、子どものためにもっと続けていって欲しいです。」・「保養させたい、水を買いたい、スポーツを習わせたくてもお金や、支援がなければ出来る訳ないのです。」・「補償金だけでなく、室内のあそび場の拡充などハードな面でもっと支援してほしいな。と思います。コストはかかると思いますが・・・。」・「他県の方に知っていただきたいのは、震災を忘れないことが一番の支援だということ。」6 ⑥について生活環境の悪化に起因する健康影響(1)子ども・「原発事故後、少しの間東京に避難し、家族が離れ離れになり、子供は情緒不安定になりました。子供を守らなければと講演会を聞きに行き、知識がふえればふえるほど、子供の行動に過敏になってしまい、子供も限界だったのか、具合が悪くなってしまい、もう福島に住んで182( 182 )