ブックタイトル中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

るが大丈夫との事でした。」・「去年から下の子が気管支炎や肺炎を繰り返し入院を4 回し、上の子もせきをするようになり、ぜん息と診断されました。それも、原発が関係しているのではないかと心配しています。」・「長男(8 才)は、外であそべなくなってから家の中にいるため、(ストレスもかなりたまっていました)食べたり、ゲームしたり、体を動かす事が少なくなり体重も増えてしまいました。今は少しずつ短時間外であそぶ様になりましたがこのままの体形ではひまんと診断されているのでなんとかしたいです。」・「原発事故後子供の首(両方)にしこりを見つけました。左側が大豆ぐらいの大きさで右は大きさは分りません。小児科の先生によるとリンパ腺の腫れによる物だからしばらくは消えないとの診断で薬を服用して様子を見ました今まだ消えてません。ホールボディカウンターや甲状腺検査も受けました。のうほうが見つかっています。」・「子供のゲリ、夜泣き、かんしゃく、爪に出た黒い線、悪化した肌のしっしん・・・放射能が全て原因ではないかもしれないが、そうなのかもしれない。そこが相談できずにグレーのままモヤモヤしてるお母さんは、私だけじゃないと思う。」・「3 月11 日から7 月11 日までに受けた線量が私と子どもが2.2 ミリシーベルト、主人が2.0 ミリシーベルトでした。たった4 ヶ月でこんなにも受けてしまっていて、健康に害がないのか不安です。」・「県外へ子供3 人をつれて避難をしました。……しかし、8 才の子供が高熱をだし、一人で知らない所で泊まったこともないのに大学病院に入院した日のことが忘れられません。……8 才、5 才の子供はこちらに戻ってからしばらく頭痛や腹痛を訴えるので親としてとても心配になりましたが、現在は本当に時々になり楽しく生活を送れているように思います。」・「長男が学校でひどいいじめにあい、何とか助けを求めましたが、学1,200 Fukushima Mothers Speak(成元哲・牛島佳代・松谷満) 165( 165 )