ブックタイトル中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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概要

中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

・「子どもの健康モニタリングや治療、医療、半永久的に保障してほしい。」・「子供が成長した時に、もし何か影響がでた場合の対応をしっかりして欲しい。その時、相談できる場所が確保されていることを望みます。」・「子供達には将来長い期間健康調査や検査をしてほしいです。“この程度は問題ない”とか、“因果関係は認められない”とは言ってほしくないです。ほんの少しの異変にも対応し、一生に渡ってサポートしてほしいです。(金銭面含め)子供だけでいいんです。」・「甲状腺ガンに、子供がなってしまった時に国は、しっかり倍償してくれるのか、広島や長崎のひばくした人たちのようにひばく者手帳を発行してくれないのか、など将来を背負う子供達の事を国は全く考えてくれていないような気がします。」・「東電でとりあえず今は賠償金を出していますが、長期的なものとして、がん健診など、無償で行ってくれた方が助かります。」イ家計負担家計負担の増加を受けて、それに対する社会保障としての手当等が望まれている。・「仮設など、家を無くした方々はもちろんだが、郡山でも、放射能の数値は高いし、子供もいるのに、もっと生活が楽になるような手当てや賠償、保障があるべきと思う。」・「福島市は原町など原発に近い市町村より放射線量が高いにもかかわらず、保障もなく、子供も今も外で遊べず、スイミングに週2 回通わせ、ストレス発散させている状態です。室内の遊び場を作ってもらったところで、どこもいっぱい。家庭の都合で、平日は遠くまで行く事もできず、毎週末は県外に遠出。かなりの出費です。もう大人はいいから、県内の子供全員に子供手当みたくお金出してもらった方が公平1,200 Fukushima Mothers Speak(成元哲・牛島佳代・松谷満) 159( 159 )