ブックタイトル中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

ページ
150/198

このページは 中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号 の電子ブックに掲載されている150ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

でストレスになって心身に良いコトはなさそうです。子供たち2 人には市内で結婚相手を見つけてほしいものです(笑)」・「今現在、表向きは元気に生活している様にみえるが、20 年、30 年後に結婚、子供・・・っと言う話になるときが来たら、もし、相手の方が現在の福島と関係のうすい方だった時、将来生まれてくる子供の事を考えて、相手方のご両親に反対されないだろうか?」・「放射能のことをもっと知ろうとネットを見ると、……『福島に住んでいる子供は病気で死ぬか大人になっても結婚できない、子供を産めない』などといった書き込みが沢山あり、怒りと共にもっと不安な気持ちでいっぱいになりました。」・「正しくない意見が1 人歩きして、健康被害ではなく『偏見』という心の被害が1 番恐いです。」・「賠償金の請求額が一律なので、子供と一緒の時に知らない人に勝手に請求額を計算され、多くもらっていると嫌味を言われ、とても不快な思いをしました。」7.4 避難・賠償の取り扱いに差異のある人行政や東電が行った賠償・補償の線引きに対し、他人が優遇されていると感じ、その恩恵を受けている人に対して怒り等を感じるという意見があった。・「(大部分は)福島県民は東京電力会社を相手に、やれ賠償金だ、補償金だと言いすぎではありませんか?岩手県・宮城県の方々は何もかもなくして賠償金も補償金もないまま、自らの手で復興に向かっています。パチンコ屋に平日駐車してある車のナンバーは『いわき』ナンバーが増えているのを見ると、正直憤りを感じます。何の補償もいらない。子供たちの将来の事を補償してくれ!!それだけです。」・「原発事故直後から政府や専門家の『健康に影響が出るレベルではな148( 148 )