ブックタイトル中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

程も違うので・・・。」・「いつでも甲状腺検査、ホールディングカウンターの検査ができる環境を作って頂きたいです。その場で結果の説明や相談のできる、専門の方がいてほしいです。そこで待っている間に、他のお母さん達と話が出きると思うので、無料で検査できる場があればと思います。」・「甲状腺にのう胞があっても追加の検査をしようとしない県や国に対し、憤りを感じる。2 年後の検査まで何もするなと言われ、それを鵜呑みにして本当に良いのかが判断できない。怒り自体、どこにぶつけていいのか・・・。」・「市で行っている被爆検査、甲状腺検査、県民健康調査等いろいろありますが、私のまわりでは誰一人その結果を信用している人はいません。原発事故時に被爆させられたという思いしかないのです。」・「甲状腺等の検査を各市町村で行っていますが、常の不安にはかえられないと思います。もっと自宅で簡単に毎日数値をはかったり、甲状腺の様子を頻繁に調べられるものがあればある程度の不安は解消されるのではと思います。小さな子供がいる人はみんな不安だと思うので、その不安をできるだけなくしてほしいと思います。」イ積算計(ガラスバッジ)積算計の不満や別の機器の貸し出しを希望する意見があった。・「ガラスバッチは常に身に付けているのがむずかしい。もっと時計型(ブレスレット、アンワレット)にするなど考えてほしい。首にぶらさげているのは他県や外出先で福島をアピールしている様で視線がきになる。持ち歩くのがいやになった。」・「何が安全で何が安全ではないのか、正直わかりません。子供を守る、成長させるのは親の責任だとは思いますが、原発事故の前例がないため、仕方がないのでしょうか・・・。ガラスバッチを付け生活し、甲状腺検査など受けていますが、子供は時々実験台にされているよう138( 138 )