ブックタイトル中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

ないようで、郡山市であれば市立全園同じで進めてほしいです。いつになれば遊べるのか、中でだけ1 日中いるのでは何だか感性も育たなくなってしまう気がします。時間を決めて、そう願います。」・「除染作業が進まず、外遊びが出来ません。自転車にも乗れないままで、小学校入学までに、自転車に補助なしで乗れるように練習させてあげたい。……放射能の影響を出来るだけ受けないよう、家の中で過ごすことが多いせいか、体力の低下(なわとびなどで体を動かすと、くちびるが紫色になったり、呼吸がみだれるので)心配です。」・「今、子供が通っている認可外保育園は西日本産食材の給食で、外遊び(たまに)は線量の低い地域までバスで行き、普段は広い室内遊具で遊んでいます。2 年後、小学生になりこの園を卒園した後のことが心配です。」・「自分が小さい頃は、何時間でも外で思いっきりあそんだのに、自分の子供にはあふれる自然を感じる様な遊びをさせてあげられない。子供達の運動不足がさけばれる中、より拍車がかかっている様に思う。」・「外あそびも、自宅周辺の公園は除染が終わっているが芝生が新しくはえるまで立ち入り禁止となっており、あそべる状況ではなく、遊具のある遊び場に連れて行かなくてはならない。負担がある。何かにつけ『放射線だからダメ』という理由で、子供は『何で?』と言う思いがあると思う。今後、子供の成長・体力など、どのような影響が出てくるか心配。運動能力が低下しているのでは?」・「外遊びが出来ないのが普通じゃないですね。……屋外での遊びの場の安全性確保。子どものいる施設は優先的に除染が進み数値はだいぶ低くなって来ているが、県外と比べてみるとまだ高い。どんぐりやまつぼっくり、小枝や葉っぱなど広い集めて無邪気に遊べるようになる日は本当に来るのかと思うと、気が重い。(子ども達の遊びたい気持ちを抑えつける事は出来ないから仕方なくやらせる→見ている親の気持ちは穏やかではない。周囲の目も気になる。→親にとって強いス130( 130 )