ブックタイトル中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

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中京大学現代社会学部紀要2014第8巻第1号

るようになり、いろんな場所で、室内あそび場ができてきて、少しでも、子供たちにとって、良い方へいってくれればいいと思います。」・「色々ありましたが、子供たちは今は元気に外で走り回って遊んでいます。福島に住んでいても今は不安は感じません。」・「私は、外遊びなど、あまり気にせず、子どもを遊ばせていますが、あまり気にしなさ過ぎても他人の目があるので、程々にしか外遊びさせられません。」・「最近は、戸外でも遊ぶようになったが、砂を触ったり、転んだりした時に、放射線がついてしまったのでは・・・?という不安もあり、ストレスやイライラの原因になってしまう。叱らなくてもいいことでつい叱ってしまうことも増え、子どももストレスになってしまうのではないかと心配になってしまう。」・「この先、何年か後に、放射能のえいきょうで子供達の体に何か起こるのではないかという不安があります。ここ、半年ぐらいは、外遊びも自由にさせてますが、本当に大丈夫なのかなあという不安はあります。もっと福島の子ども達が自由に思いっきり体を動かす場所を作ってほしいです。」イ外遊びを制限している子どもの外遊びについては、大半が消極的である。その理由は、放射能による健康不安である。同時に、外遊びしないことによる悪影響を指摘する意見もあった。・「2 年経った現在も外あそびは制限せざるを得ません。子どもに大切な自然を触れることを止めないといけない、風や空気・太陽の中でのびのび運動出来ないのは不健康ですよね…せめて、未来をになう子どもの成長を安全に楽しく育々と環境を整えてあげたいです。」・「当時は娘も3 才で1 番外遊びしたがる時でした。その1 番とても大切な時期に放射能の問題で苦しみました。1 番大切な時期砂遊びや外1,200 Fukushima Mothers Speak(成元哲・牛島佳代・松谷満) 127( 127 )