豊田市で初の子ども朝食堂
「おはよう!」元気よくあいさつを交わしながら、リュックを背負った子どもたちが、県営保見集会所へやってきます。毎週金曜日に開催する子ども食堂で、朝ごはんを食べるためです。豊田市役所福祉部によれば、朝食を提供する子ども食堂は、豊田市では初めてとのことです。
朝食を提供することにしたのは、これまでの調査で、保見団地には朝ごはんを食べない子どもが多いことがわかっていたからです。
この子ども食堂は、中京大学現代社会学部国際文化専攻の学生たちが、担っています。冷凍庫に保存してある食材を考慮しつつメニューを考え、必要な食材を発注するだけでなく、パンなどは個包装にしてもらうなど、感染対策もします。