法学部Clarisが第5回ゼミ対抗プレゼンテーション大会を開催 22チームがエントリー

 Claris(中京大学法学部改革向上学生委員会)は、1月10日、名古屋キャンパス清明ホールで「中京大学法学部 ゼミ対抗プレゼンテーション大会決勝戦」を開催しました。今回のエントリー数は過去最高の22チームとなり、事前予選を勝ち向いたチームによって決勝戦が行われました。本年度初実施の「観客特別賞」は観客の皆様に審査をご担当頂き、ご好評のうちに閉会を迎えることが出来ました。

IMG_9892hp.jpg IMG_9897hp.jpg
予選を勝ち抜いたチームによる決勝戦

参加ゼミ一覧(パフォーマンス部門)

 パフォーマンス部門では、劇や討論形式を用いた「伝わりやすい」プレゼンが見所です。趣の異なる様々な発表がありましたが、優勝は「悪いこと」と認識されがちな臓器売買について、ディベート形式でかみ砕きつつ前衛的に切り込んだ土井ゼミ4年生チームとなり、同ゼミは昨年に続く連覇を果たしました。

【優勝】 臓器売買の法規制を問い直す~その法律に根拠はあるのか?~(土井ゼミ4年生)

【準優勝・特別賞】 あなたの値段はおいくらですか?(濱﨑ゼミ3年生)

【3位入賞】 民主主義から考える私たちの未来~生存権と社会保障~(高田ゼミ4年生)

【決勝進出】 地下アイドル労働の過酷さ(柴田ゼミ4年生)

 憲法の解釈(高田ゼミ3年)、法史学~僕と矢切と時々努~(矢切ゼミ3年生)、ニュース矢切法史学~不倫と就職問題をぶった斬る~(矢切ゼミ4年生)、殺処分ゼロ条例~人と犬が共存する社会へ~(京ゼミ4年生)、保育士は激務で低給与!~学校では教えてくれない日本の現状~(柴田ゼミ3年生)、学園祭で演劇したら法律違反だった件(小嶋ゼミ3年生)、古川委員会(古川ゼミ2年生A)、日本人が今、難民を考える(古川ゼミ2年生B)※順不同

参加ゼミ(研究報告部門)

 研究報告部門は「研究」の質が見所です。今年は、国際関係を研究に含ませる発表が半数以上となり、国際的な違法象牙取引の規制と日本の国内法整備の関係について、鋭い分析を披露した小坂田ゼミ3年生チームが優勝となりました。

【優勝】象牙の国内取引問題〜ワシントン条約と日本の対立〜(小坂田ゼミ3年生)

【準優勝】日本の文民統制とCivil-Military Gap(古川ゼミ3年生Ⅰ)

【3位入賞・特別賞】揺れる欧州~欧州におけるイスラム社会~(古川ゼミ3年生Ⅱ)

【決勝進出】日本の戦後補償の問題点と課題について(鈴木ゼミ2年生)

 脅威認識における地理的変数の証明~北朝鮮情勢における日米の対応を例に~(古川ゼミ3年生Ⅲ)、日露交流の現状と課題ー北方四島関連事業を中心にー(古川ゼミ4年生)、震災後の現実(東山ゼミ2年生)、アーカイブズから見るまちづくり~犬山市の事例から~(東山ゼミ1年生)、指定管理者制度による公立図書館の変化(京ゼミ4年生)※順不同

 発表の様子は動画共有サイト(YouTubeなど)に掲載される予定ですので、是非ご活用ください。

プレゼン大会モバイルホームページ

・撮影協力(スチール) 光画-photo circle-

・撮影協力(ムービー) 中京大学文化会 司会放送部

中京大学法学部改革向上学生委員会 渡邊士歩

第五回プレゼン大会幹事会 栄田智仁

2018/03/05

  • 記事を共有