国際教養学部の学生がミズノ株式会社ドイツ支社を訪問(海外課題研究)

 国際教養学部の「海外課題研究」としてドイツ・デュッセルドルフ大学へ留学中の国際教養学部2年生の近藤良多さんと吉永(みどり)さんが、ミズノ株式会社ドイツ支社を訪問し、ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)市場における日本のスポーツブランドの現状について学んだ。

 現地に駐在されているミズノ株式会社の松下氏、岡本氏より、ミズノのEMEA地域での立ち位置、ミズノはどのようにしてEMEA市場にアプローチをかけているのか、知名度拡大にどのような戦略をたてているのか、どの商品が多く買われているのか、今後どの商品が多く売れることが期待されるのか、今後どの部門にアプローチをかけていくのか、について説明を受けた。

 国際社会における健康・スポーツに関する興味を持つ両学生らにとって、その興味と合致した非常に貴重な話が聞けたようだ。日本のスポーツブランドの海外展開に関する研究を行っている近藤さんは「私の海外課題研究のテーマに関するインタビューだけでなく、何よりも私の将来に大きく関わる話を聞くことができ、大きな刺激を受けると同時に、大きなモチベーションとなりました。留学生活で最も充実した一日でした。」とその感想を述べている。

 また、ドイツ・ブンデスリーガのスタジアム運営について現地で調査を行っている吉永さんは、ドイツのプロスポーツにおける日本企業のスポンサーとしての取り組みに関するスポンサー企業側の内情を聞くことができた。

 ミズノ株式会社と両学生が所属する国際教養学部・渡邊航平准教授の研究室は2016年より共同研究を進めている。ゼミ生らが研究補助者として、研究に携わる中でミズノ株式会社の社員の方々と交流を持ち、留学期間を利用して今回の訪問が実現した。

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(左から)岡本氏、近藤さん、吉永さん

2017/12/20

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