工学部3年本山さんが第32回ファジィシステムシンポジウムのミニ四駆AI大会で優勝

 日本知能情報ファジィ学会主催の第32回ファジィシステムシンポジウム(8月31日~9月2日、佐賀大学)で開催されたミニ四駆AI大会で、工学部機械システム工学科3年の本山健斗さん(加納研究室)が優勝した。

 ミニ四駆AI大会は、AI(人工知能)技術を応用して安価で小型なモデルカーを高速に制御することを競う。5回目の大会となる今年は全16チームが参加した。

 本山さんのミニ四駆は、練習中に3回故障してしまうアクシデントに見舞われた。しかし、予選リーグを4勝2敗で通過し、決勝ではトーナメントを勝ち上がり優勝した。

 本山さんは、「私のミニ四駆は、加速度センサ、地磁気、角加速度センサを使って状況を判断することで、速度を制御します。ただ、それだけだと遠くにあるジャンプ台などの障害物に対応できないので、曲げセンサをミニ四駆の前方に配置することで、昆虫の触角のように動作する仕組みを開発しました。練習中に3回マイコンが壊れて苦労しましたが,優勝できてうれしいです。大学院に進学するつもりなので、人工知能についてさらに学んでいきたいと思います」と語った。

 

 ※ミニ四駆は株式会社タミヤの登録商標

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左下、左から2番目のマシンが本山さんのミニ四駆 優勝した本山さん


2016/09/09

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