工学部 学生プロジェクト「ロボットプログラミングコンテスト挑戦プロジェクト2015」 最終報告会行われる

 工学部の学生プロジェクト「ロボットプログラミングコンテスト挑戦プロジェクト2015」最終報告会が9月14日(月)、名古屋キャンパス1号館171教室にて行われた。

 

 工学部(井口弘和学部長)は、毎年、学生による課外活動を支援するため、学生プロジェクトを主催している。「ロボットプログラミングコンテスト挑戦プロジェクト2015」は本年度採択されたプロジェクトの一つであり、ロボット技術に興味を持つ学生らが、経済産業省主催の「U-22プログラミングコンテスト」に挑戦することを目的に結成された。工学部機械システム工学科・電気電子工学科の1年生~4年生の78名が10チームに分かれてロボットやゲームなどの作品を制作して応募。全チームが無事に作品を完成させ応募を完了したことを祝して「応募完了報告」の発表会が開催された。

 最終報告会では各チームリーダーによる発表ののち、投票により1位Dチーム(チーム名「2Dゲーム界革命児の集い」・作品名「ちょっとそこの魔王城まで」)、2位と3位は同数ながらジャンケンにより2位にAチーム(チーム名「描画走行999」・作品名「Draw Line Driving!」)、3位にFチーム(チーム名「中京太鼓まつり」・作品名「ドラムマイスター」)が選ばれた。

 
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 写真上から1位のDチーム、2位のAチーム、3位のFチーム

 

 各チームからはプレゼンテーションの後で「物づくりの大変さを学んだ。この経験を今後の学生生活や社会人になってからも生かしたい」「チームで活動する難しさ、後輩の指導の難しさを学ぶことができた」などの報告がされた。

  井口学部長は講評として「授業では学べないことをこのプロジェクトで学んでほしい。チームワークを学ぶよい機会。議論の充実が成果だと思う」と述べた。本プロジェクト顧問である橋本学工学部教授は「多彩かつハイレベルで見ごたえがあった。楽しみながら主体性を持ってやってくれた」と語った。

 

 また伊藤駿統括リーダー(情報理工学部 機械情報工学科 橋本研究室4年)のもとに、本学より応募した10チームのうちの1つ(Aチーム:チームリーダーは3年の飯塚正樹さん)について「入選した」との知らせが届いた。

 このコンテストには、例年22歳以下の若手からなる約250チームの応募があり、そのなかから21個の入選作品に選定されたとのこと。

10月4日東京にて入選者による最終審査会が開催され、経済産業大臣賞、経産省商務情報政策局長賞、その他,各スポンサー企業からの特別賞などが決定される予定。

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2015/09/15

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