情報理工学部機械情報工学科4年の遠藤さんが人間共生システムデザインコンテストでインパクト賞受賞
「オノマトペを用いた書写技能伝達ロボット」

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 遠藤さん

 3月10日に富山県立大学で開催された第3回人間共生システムデザインコンテストにおいて、本学情報理工学部機械情報工学科4年の遠藤和也さんがインパクト賞を受賞しました。

 本コンテストは、ヒューマン・インタラクションや人間と共生・共存するシステムなどについて、考え方や主張、目標などの実現方法を研究発表とデモンストレーションを通じて発表する場です。遠藤さんは、オノマトペを用いて書写技能を伝達するロボットという独創的なアイディアが評価されました。

 

「オノマトペを用いた書写技能伝達ロボット」

 人とロボットが共存する上で感覚的な情報の共有は避けられない問題です。私は、日常的に必要とされる書写に注目し、書写学習を支援するロボットを開発しました。筆遣いという感覚的な書写技能をオノマトペで人に伝えることで学習を促進できると考え、本研究を進めてきました。

 本研究が高く評価されたことを大変うれしく思います。今後は、ロボットの動作精度を向上させて、実験を重ねていきたいと考えています。

(情報理工学部機械情報工学科4年 遠藤 和也)

2015/03/20

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