文学部日本文学科・言語表現学科1年生が創作演劇発表会
「教育問題」をテーマに脚本から出演、音響まで全てを担当

 文学部の学生21人による創作演劇の発表会が、1月16日に名古屋キャンパスセンタービル3階の舞台教室で行われました。これは国語科の教員課程で必要となる「国語表現法Ⅱ」という授業の一環で行われ、今年で10年になります。「教育問題」というテーマで「必ず喜怒哀楽を含む」「全員舞台に立つ」という条件で、脚本から音響まで全て自分たちで考えました。


 ◆タイトル「もしタケ」
 「もしタケ~もし、期待のホープの新任教師の竹腰先生が校長室に呼び出されて歌舞伎部の顧問になったら~」では、実際に歌舞伎を演じました。メンバーのほとんどが歌舞伎未経験でしたが、見よう見まねで努力する姿がみられました。また、わずか7回の講義と自主練習ではなかなか上手くいかないことが多かったですが、本番後の笑顔からは大きな達成感があふれていました。

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◆タイトル「松岡日記―雲隠ノ巻―」
 「松岡日記―雲隠ノ巻―」ではいじめ問題や貧困に着目しました。ただ深刻にこの演劇を演じるのではなく、思わず笑ってしまう設定や工夫により、全体を通して私たち演者と共に観客の皆様にも喜怒哀楽が伝わるようにしました。日頃なかなか話す機会のない日本文学科と言語表現学科の学生による演劇ですが、それを感じさせないほど仲良く、活気があるものとなりました。

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(文学部言語表現学科1年 広橋 里穂子)

2015/01/20

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